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2008年09月08日
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カテゴリ: 読書
先日のセミナー会場で買ってきた本。

著者の 高垣忠一郎氏 は立命館大学大学院教授。
長年、臨床心理士として不登校やひきこもりなどの子ども達やその家族と向き合われてきたようで、
私も5年ほど前に北海道で開催された「全国親の会(不登校・登校拒否などの)の集い」で、
高垣先生のお話を聞いたことがある。
そんなこともあって、この本も「あ、高垣先生だ」と目に留まり、
その表紙イラストにも心が引かれて買ってきたもの。

「自己肯定感って、なんやろう? 」高垣 忠一郎 (著), 山田 喜代春 (イラスト) は、

そして、山田喜代春氏のイラスト(版画)が、何とも良いのだ。

本の帯には、下記の文章が書かれている。

「自己肯定感を知識としては知ってはる人は、ようけいてはります。
でも、ほんまにわかってはるひと、どれくらいいてはりますかやろか?
結局、なんや『自己肯定感』が大事や大事やといいながら、自己肯定感を台無しにしてはるんですわ。
何をやってはるんですかねぇ。嘆かわしいことですわ」


というように、全部高垣先生が関西弁でおはなししてくれているような内容。
彼は、「欠点・弱点・ダメなところ」を借金にたとえて言う。

いろいろ「借金」背負っていてもかましまへん。
自己肯定できるイイところがみつからなくてもかましまへん。

といっても「借金」自体をイイというのではありまへんで。
このあたりをまちがってもろたら困ります。
「欠点」「弱点」「ダメなところ」そのもんは、肯定できまへんやろ。
もしそんなことしたら、こじつけになりますわ。
居直りですわ。

そんなもんはないほうがイイんです。
でも、背負っててもエエんです。
ないほうがイイもん背負って生きとるさかいに、しんどいのです、つらいのです。
せやけど、そのしんどさ、つらさがあるさかいに、
それを背負って一生懸命生きてはることが健気ですねん。
値打ちありますねん。
せやからエエんですなぁ。


なんだか心にストンと落ちる感覚がある。

山田喜代春氏のイラストと添えられた文章もいいんです。

画像はないので文章だけ。
「促成栽培で虫もよりつかない人生なんか、あじない、あじない」
「かなしみは腐葉土、かなしいときにはくさっていればよい」
「世間で売ってない人生がええわな。売れ残りの人生もええわな」


「自分ってダメだ!!」「どうして自分だけが・・」と
自信喪失、自己嫌悪、絶望感に襲われがちな人にとっては、
読む(見る)お薬になることでしょう。





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最終更新日  2008年09月08日 09時56分18秒
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