こぱむだ事件簿(8)

日時 :
2年ほど前

記者名:
こぱむだ

ニュースタイトル:
献血で貧血・・・
ニュース内容:
2年ほど前、こぱむだが夫と献血に行ったときの出来事である。

成分献血をすると、映画の券がもらえる!

ということでセコビッチの私たちは張り切って献血ルームへ。

問診・血液検査・血圧測定と無事に通過していざ献血!

成分献血は、ご存じの通り200ml等の献血より若干時間がかかるのである。

テレビの設置された台に座り、針をさされて採血開始~。

いつものようにテレビを見たり、居眠りをしたりと気ままに時を過ごしていた。

あと少しで献血終了・・というときに事件が。

突然、激しい腹痛が!

「ト、トイレぇ~」とそばにいた看護婦さんに必死で訴えたが

「あと少しで終わるからもう少しがんばってぇ~」とこれまた看護婦さんも必死。

祈るように戻っていく自分の血を見つめていた。が、

「もうだめ!吐きそう!」とあわててバケツを抱える始末。

なんとか献血終了。

ふらふらになりながら看護婦さんに支えられトイレへ直行。

(夫は先に終わって事態に気づかず本を読んで待っていた)

トイレに立てこもったら最後、出られなくなってしまった。

蒼白のまま座り込みもう動けない・・

必死の思いでトイレから出てきて、今度はトイレの前で座り込み・・

とにかく落ち着くまで、その場で休ませてもらうことになった。

事務のおじさんが簡易ベッドを持ってきてくれた。

実は、そのベッドがしまってある所の前の椅子に座っていたのが夫であった。

「手伝いますよ。」と手を貸して、運んできてびっくり。

その簡易ベッドを必要としていたのは・・・こぱむだであった。

「大丈夫か~」と事態にはじめて気がついたのである。

とんでもない大騒ぎになってしまった。

常駐医が見に来てくれたが、点滴等の処置が出来なかったためとにかく

休んでいるしかなかった。

「点滴よりも、献血で採った自分の血を輸血してくれ~」とも言えず

トイレの前でさらし者になりながら寝ていた。

献血で貧血になるとは・・・。情けない話である。



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