いつかどこかで

いつかどこかで

見どころたっぷり


展望台から見るカッパドキアの風景は息をのむほど素晴らしい。
特に夕景が。
とは言えツアーでは時間は選べないけど。
ここはワインが有名。
カッパドキアの岩山を模った容器に入ったワインは値段も安いし味もなかなか。
小さいのならお土産にもぴったりだ。

元々の目的だったパムッカレは悲惨だった。
もう下からは見られない。
お湯は枯れ、所々茶色くなり、あの嘘のような青い水溜りは下の方に少しあるだけ。
水着で入っているあの絵葉書の写真は一体いつのものなのか。
つくづく「行けるうちに行くべし」と思う。
ミラノのドオゥモも工事中だったし、ピラミッドだってもう登れない。

遺跡の規模もすごかった。
ポンペイに行った時、驚かなかったくらい。
人が少ないのもいい。
どこを向いても人ばかりで、写真が撮れないなんて事、ほとんどなかった。
説明はほとんど聴かず写真に燃えてた私にとって、少し位離れてもすぐメンバーが見つかるのは結構助かった。
イタリアとかだとこうはいかない。
「あぁ今の路地」と思っても人が多すぎてはぐれそうになるから、付いて行くのに必死なのだ。

有名なとこじゃなく、フツーの街並みが好きだった。
特にサフランボル。
一応「観光地らしい」けど、建物がそのままで雰囲気がある。
どこを撮っても絵になる感じ。
夕方の薄暗くなる前の色が一番いい。
明かりがつき始めた遭魔が時は、ぞくぞくする位魅力的だ。

あとは車窓からの景色。
土の色がどんどん変わっていくのを、飽きずにいつまでも見ていた。
流れた景色の写真は、今もお気に入り。
ちょっとブレた夜景のやつも。
滲んでるみたいな雨のものも。

絶対に見て欲しいのがメブラーナ。
白い衣装でくるくる回るやつだ。
多分コンヤが本場。
宗教的な踊りらしいが、確かにそんな感じがする。
見ているこちらが酔ってくる。
じ~っと見ていると、何だか少しおかしくなる。
回ることだけにその身を捧げている姿は、辛いというよりも、ひたむきで厳かだ。
うっとりとしているようにさえ見える。
エジプトにも似たのがあるが、こっちの方が神秘的。

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