・・旅のあとさき・・

・・旅のあとさき・・

2026.10.01
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カテゴリ: 心
ONE OK ROCKの TAKAが YAOというコラボ名で 日本のラップやメタルのミュージシャンと
コラボ曲を 発表している
YAOという名は 八百万(やおよろず)からきているのだそうだ
今 この時代 キリスト教 カトリック プロテスタントを含めた数えきれない宗派 ユダヤ教 イスラム教 
仏教 ・・・
くっきりはっきりとは分けられないくらい 救いを求めて神を信仰する宗教がある
誰もが 自身の心の拠り所を必死に求めていて 信じるならあなたを救うよ と手を差し伸べる神々がいる

世界では 違う宗教との間に違和感と嫌悪感とときには蔑視感も 互いに合って
境界線で戦いにも達している

他を 足蹴にして 見下して 優越したいという感情がある

日本は 大きな自然災害が ずっと昔からとても多くて
島国だから 他国の人間よりも自然の驚異が大きかったろう
天に祈る 雨ごいをする 地域で特色ある祭りがたくさんあるのは そんなやおよろずの自然を畏れ
ひたすら祈る
山にも川にも海にも田にも畑にも あそこにもここにも 祈ってきた
ただの宗教者が教えを広めたくらいでは 太刀打ちできない自然を 日本人は知っている
祈り 感謝し お天道様が見ているからと 自分を律してきた

だから一神教の多い外国人からすると 無宗教に見える日本人が ただの教養のない未開の人種にも見えたろう
それを不思議がる外国人が 多く
日本で宗教戦争が起きないのはなぜ?という



それでも日本でもこの神を信じれば救われると いろいろな宗教がある
悪かった例でいえば 旧統一教会 とかが頭に浮かぶが
それも ただ宗教というのではなく 権力欲 支配欲にかられたたぶらかし 搾取であり 宗教と呼べるかどうかはわからない 

で
話が 戻るが・・・

が そういう世界市民として国に縛られない世界になればいいな という気持で描かれているらしい ということなんだって・・
今は また宗教がらみの戦争が起きていて いつのまにか当事者になったアメリカの中でも 議論がたか
まったり 分断が起きたりしている
そんな中 ロックバンドでもある ONE OK ROCK だから 反体制なわけで 日和見な事も言えないし かといって 純粋に音楽性に共感している世界中のファンの 政治的 宗教的な バックグランドにまで線引きはできないから 悩ましいところなのだろう

ただ 日本人だから という基本に戻り ”やおよろず” YAO という概念が やはりしっくりして
それをコラボバンドの 名前にしたのが 合点がいく

本当は 日本は世界に類を見ない 自然神という漠然とした統一感 を共有している国なのだろう
その感じは 人の心を縛ったりしない
ただ お天道様に見られているという不思議な自分を律する力だ

で
本当に ときどき 見ることのあるNHKの「こころの時代~宗教・人生」で 遠藤周作「深い河」の考察があった
手かざしの宗教にどっぷりつかって 実家の親や私や末妹までも なんとか救ってやりたい?と必死な次妹が 遠藤周作の「沈黙」を読んだ? と良く言っていた
家族はその暴走する思いに ずいぶん振り回され苦しんだ
だって 信じなければいけない と突き進むからだ
一神教って 他を排除する 他とは違う それではだめ と頑ななのだ
彼女にとっては 彼女の価値を認めて(おだてて)くれる居場所であり 拠り所なので それはそれでいいけれど 他人を引きずり込まないでと言いたいのだ
「沈黙」は ずいぶん昔に読んだことはあるが ほとんど覚えていない
きっと 次妹の理論を正当化する部分が あったというのだろう と 再度読もうとは思っていなかったが 番組で「深い河」について とあって 少し番組を見てみた

あらすじについては書かないが
この回は「宗教の壁を超える「玉ねぎ」」というものだった
大津という青年と 彼の信仰を否定する美津子 
美津子は くりかえし宗教を否定して 神 という言葉もいやだというので
大津は わかってほしくて神という名前はいらない「玉ねぎ」とする というのだ
お互いが長い時間を葛藤し インドのガンジス川に至る

フランスで修業をする大津が 命の中に序列があるというところの違和感を感じながら日本人にとってのキリスト教について語る部分に心が動いた

ぼくは 玉ねぎを 信頼 しています 信仰じゃないんです

玉ねぎがヨーロッパのキリスト教だけでなく ヒンズー教の中にも 仏教の中にも 生きておられると思うからです
玉ねぎという愛の河(ガンジス川)はどんな醜い人間も どんな汚れた人間もすべて拒まず 受け入れて流れます
行き倒れだろうが 金持ちだろうが 同じように愛の河に流れていく(現代では知らないけど)
宗教は 
信ずるものだけ
お布施をするものだけ
教えを忠実に学ぶものだけ
ではなく
教えを知らない者にさえ 慈しみを与えるもので 差別もない
教養も無く 生産性も無く ただ醜くて役に立たない者でも
欲が強く成功したけれど苦しんだものでも
生きることが 宗教だという事だろう

でも 私なんかは 神ではないから 人を差別し区別し 理解しようとも思わなかったりする
それでも 玉ねぎの心を時々思い出して 見守るくらいはしてみよう





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最終更新日  2026.10.01 22:26:52


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