セレンディピティな毎日

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2009.01.13

ラースと、その彼女

カテゴリ：映画

そこが映画の素晴らしさだと
私なんかは思っているのですが。
この「ラースと、その彼女」は
私が思う映画らしい映画そのもの。

対人恐怖症の域にあるラースが
恋をした相手はリアルドール。
「ラースと、その自虐的な荒療治」。
というサブタイトルをつけてほしい。

ベン・スティラーが演じれば

私はむしろ涙の量のほうが多かったような。

それにまあ、ライアン・ゴズリングが
ナイーブな青年を演じたら、
あんたいま、世界一！　決定！

腐女子のハートをどきゅん！
私なんて「キュン死」。

そして、この映画で私は「受け入れる」ってことについて
ちょっと考えたりしました。

ラースが、リアルドール（ビアンカ）を連れてきたとき、
保守的な村の人たちは当然とまどう訳で、
集会を開いて、やめさせろ！とか言ったりするのですが、
結局は、すごくあたたかくラースとビアンカを見守る。
で、ビアンカの存在そのものを受け入れる。

誰もが一瞬「えっ！？」とは思うけど、
すぐに「それもありじゃない」と受け入れて集会も開いたりしない。
だけど、ここまであたたかく、ラースとその彼女を見守れるか。

ちょっと極論でしたが

「受け入れる」って、深いな～。

これは一度観る価値、ありありですよ。

映画館のロビーに座っていたビアンカをUP。

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