ＯＢＯＥ－ＧＡＫＩ

雑感　2005-10-03　　

日本という国

「もったいない」と思う心を忘れがちになってしまった日本の「mottainai」といった日本語を国際的に広めようとする動きや、周辺国の日本に対する反応など、、、良くも悪くも日本という国は期待されているのかなと思う時があります(だからと言って、他国の言いなりになる必要性があるとは思っていませんが)。

国民１人あたりの借金が先日630万円を超えたようですが、それでも世界規模で考えたなら、日本(人)は比較的礼儀正しく、ストリートチルドレンも存在しない、生活保護法で最低限度の生活は保障されている、恒久平和主義や銃刀法での治安の平和的維持など、ある意味理想に近い国として評価されているのではないかと思います。

この地上で、日本が衰退していく事や、時代を逆行するかのような路線に進んで行ってしまう事を望んでいる人間は少ないように思います。
今、私(達)１人１人に何ができるのか、、そう思っています。

2005-08-25
東シナ海という呼び方

最近気になっているのですが、、カタカナ表記にはなっていますが、支那といった蔑称からきているのではないかと思うのですが、、。
そうなると、他にもインドシナ、シナチク、シナそば(中華そば)あたりも似たような課題があるのかも、、。

とりあえず自分としましては、その事に関して今は深めて考えるゆとりがありませんので、発言するときは
気を付けようと思いました。
ちなみにこの事がきっかけになって、「子供」という表現が「子ども」や「お子さん」等に変わってきている事を知りました。井の中蛙です、、。

2005-08-06
久しぶりに激昂する

たまたま目にした広告に新発売のテレビゲームの宣伝があったのですが、、気が付いたらそれを床に叩き付けていた自分がいました(-_-)

過去の歴史上で起こった数々の戦争をリアルに再現して、戦士の一人としてプレイするといった内容だったと思います、、。

過去の経験から、激昂という未熟な思考回路から得る事など何もないのはわかってはいるのですが、、それでも日本人はここまで平和ボケしてしまったのか？と呆れてしまいました、、。

きっとニーズはあったから、このようなゲームが作られたとは思います。
自衛隊やフランスの外国人部隊に入らなくても、よりリアルに近い形で、戦争を体感はできるのかもしれません。

ただ、今も世界のどこかで
戦いは行われている事、実際に恐怖や命の危険にさらされている方がいらっしゃる事を同時に思い出してもらえたなら、、そう思います。
老子の「兵は不祥の器」という言葉を思い出しました。

、、実は他にも、ある定期的に発売されている軍事用武器の専門雑誌を初めて書店で見かけた時も瞬時に激しい憤りを感じた事が過去にありまして、、(-_-;　私もまだまだ未熟な人間なのでしょうね、、。

2005-07-10
「英霊」と言った表現に違和感を感じる事について

私はこの表現に違和感を持っています。
英霊かそうでないかの線引きが、時代背景等(先勝国か敗戦国か、など)の事情で
曖昧になってしまうからかもしれません、、。

だからと言って、戦争で亡くなった方全て(世界規模)を英霊と表現する事ができるかと考えると、それも難しいと思います(ちなみに日本人の戦没者のみに限定するのは個人的には論外だと思っています)。

そういった意味では、「戦没者」や(時代の)「犠牲者」など表現の方が、少なくとも私は違和感を感じません(アジア諸国の反日感情に配慮するなら、参拝の是非うんぬんを議論するよりも、まずはそのあたりからの配慮がはずせないようにも思います)。

※個人的には、過去にいかなる事実があれども、いかに神道が控え目な存在(日本らしいといえばそれまでですが)だとしても、日本の公認宗教に違いはないのですから、他国が参拝うんぬんまで干渉してくる事は内政干渉であり禁じ手だと思っています(ちなみに私は、日本に古来から存在するものに対して敬意を払っているだけで、神道信奉者というわけでもありません。
もちろん、国内で議論のやりとりが行われる分には問題はないと思っています。
その際は、日本人で、初詣やお宮参り、厄払い、お祭り、夜店などで神社に１度も足を運んだ経験が無い方の意見は貴重かもしれませんが、今の時点では少ないかもしれませんね、、)。

誤解を恐れずに言えば、戦時下においての東条元首相や神道といった存在は、その周囲全てが聖人君子でもない限りは時代の犠牲者(象徴)であって、仮に敗戦していなければ、現在のアメリカのブッシュ大統領やキリスト教のように、ここまで議論の対象にはならなかったのではないかとも思うわけです。

2005-06-08
双方の国の歴史に目を向ける事

先日、政府が靖国神社にある日本が朝鮮から持ち帰った記念碑(豊臣秀吉が朝鮮に侵攻した時に勇敢に戦った朝鮮兵をたたえた物だそうです)を韓国に返還を検討する段階になっている事を知りました(日本史が苦手という事もあって初耳でした)。

、、今までなぜ日本がその記念碑を返還しなかったのか、、明確な理由が知りたいですね。
偏った歴史観を植え付けられて生きることも問題ですが、私を含めて多くの方々が無知のまま生きることも問題のように思いました。

2005-05-23
某国の内政干渉的発言について

１つだけはっきりしているのは、礼節さを伴った言動を保っていく事に努力する気が見られない存在のいいなりになる事はあらゆる危険性を伴うという事でしょうか。
そこには理性の働きは見られず、相互補完的、建設的な発展を見ることも困難に思います。

2005-04-15
史実を客観的に見つめ、悲劇を繰り返さない事

私は、日本史が苦手だったという事もあり、学生時代、社会科の教科書は必要最低限の暗記しかできませんでした。

近代の日本史の中で、第２次世界大戦で、日本は、東京が大空襲で焼け野原になり、広島と長崎に原爆を落とされ、戦争で敗北し、民主主義国家へ・・。
覚えていた近代の戦争史がそれぐらいだったものですから、社会に出て、ニュースで、アジア某国の日本に対する反日感情や反日運動を、不思議に思い、眺めていました。

第１次世界大戦で、日本がアジア諸国に侵略・虐殺行為を行っていた事は、強く意識される事は、社会に出るまでありませんでした。

ごくたまに放映されるドキュメンタリーや、戦争体験者の話などから、どうやらそれらの出来事は真実である事、恐らく、ご存命の戦争体験者への配慮から、国家規模で明らかにはしていない事を悟りました。

私は、戦争という非日常下での事態のなかでは、痛みの大小はあれど、結局は誰もが被害者になり得ると感じています。
命令を実行されて散っていった方、地雷を踏まれて亡くなられた方、降伏された方、逃亡中に命を奪われた方、命を奪い奪われた方、命を奪い帰還された方・・。

ただ、日本という国は、自国の大空襲や原爆などの痛みは教科書に載せ、侵略・虐殺行為など、他国に与えた痛みは載せないか曖昧にしている・・アジア某国の反日感情は、教科書問題一つを取っても根深いものに思います。

現代の日本の若年層が穏やかでいられるのは、今の世が概ね平和だからと私は思っています。
過去にしてしまった事も、されてしまった事も、同じように客観的に見つめ、悲劇を繰り返さない強い意識を持つ事が重要なのだと今は思っています。

ただ、連日の反日デモを見ていて、穏やかではない、礼節さに欠けた行為は、何と効率が悪いのでしょうか・・そう思います。
日本はこれからも、冷静さと賢明さをもって、話し合いによる交渉を提示し続ける努力が必要不可欠かと思います。

2005-03-10
戦争の本質の変遷

地球における人類の歴史はほんの一瞬にしか過ぎないにもかかわらず、文明は急成長を遂げました。

戦争も、最近は民族の違いや宗教の違いがかなり関わっているように思います。
今でも、領土や勢力・権力が原因になっている事ももちろんあるでしょうが、近代は倫理的要素が加わってきているような気がします(南北戦争など)。

仏教用語を拝借しますが、かつての餓鬼、畜生的な要素から、近年は、向上心があって好戦的、、つまり修羅的要素が加わってきているという事でしょうか。

ちなみに、私は修羅的要素が強い方は嫌いではありません。
なぜなら、素晴らしい向上心が基になって生きられているからです(まぁ、効率の悪さが気になる事もありますが・・汗)。
人々の心の中に存在する修羅的要素が少しでも穏やかで冷静に、且つ賢明に昇華されていったなら、今世の中で起こっている様々な出来事もより善い方向に変わって行くように思いました^^

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