このモデルの存在自体は知らなかったですが、マイクロトレーンのモータにオリジナルの足回りを組み合わせるとは作者は相当の手練れだった方の様ですね。

モータのサイズから想像するとガワの部分に対しぎりぎりまで伝達機構を詰め込んだような物だったのでしょうね。タンク機となるとウェイトもそれなりに必要だったと思いますから。

1960年代終わり頃から70年代初め頃に掛けて、Nゲージのモデラーにはかなりの凄腕の方が多かった様に思います。70年代中盤以降だと「既存の動力機構を転用っしてガワを自作する」と言うパターンが定着しますが、それ以前だとそれこそ蒸機の動輪やロッドも自作するような勢いでやっている記事が散見できましたから。

それを思うと当該モデルを落札された方がその後これをどうされたのか気になるところです。 (2026.07.20 23:40:34)

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2026.07.08
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カテゴリ: Nゲージ的玩具
RM MODELS2007年3月号114頁以下 では,大田治彦氏の「紀元前N世紀」番外編として,東ドイツのPIKOのNゲージなどと並んで,フランスのRail-Routeというディスプレイモデルが紹介されています。特に,フランスの特急「ミストラル」のモデルは出色の出来栄えでした。

Rail-Route社は,後にミニカーのマジョレットで知られる,フランスのエミール・ヴェロンにより1961年に設立された会社です(カバヤウェブサイト:https://www.kabaya.co.jp/catalog/majorette/)。

Rail-Routeのディスプレイモデルはプラスチック製で,縮尺は1/143となっています。当時, 鉄道ファン1964年11月号65頁 にも写真が掲載されていました。


(Rail-RouteのCタンク蒸気機関車。縮尺は1/143。後にマジョレットのラインナップに編入された模様(http://diecast.blog3.fc2.com/blog-entry-2288.html))

2018年3月,インターネットオークションに,一台のCタンク蒸気機関車が出品されていました。
オークション画像から判断すると, 車体はRail-RouteのCタンクを用い,下回りはソニーマイクロトレーンのED75のモーターに3軸の動輪とロッドを組み合わせたカスタム品 となっていました。

なお, 日本模型新聞506号(1965年3月5日)17面 には,ソニーマイクロトレーンの業者向け説明会で 「当日、『おさわり御免』の条件で、一回だけさっと、世界最小の蒸気機関車の模型といわれる黒い試走車(Bタン)を走らせて見せて貰った」 との記述があります(残念ながら写真はなし)。

記事にある「Bタン」とは軸数が合いませんが,その機関車こそが日本模型新聞のいう「黒い試走車」だったのではないかと考えています(日本模型新聞の記事は,ソニーED75のことを「ED92」と誤解しており,軸数を見誤った可能性もあります)。

当時,出品に気づかなかったのがつくづく悔やまれてなりません(笑)





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最終更新日  2026.07.08 15:26:59
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Re:フランスのRail Route(07/08)  
光山市交通局 さん

Re[1]:フランスのRail Route(07/08)  
管理人 さん
光山市交通局さま

コメントいただきありがとうございます。初期のNゲージ蒸気の自作というと,平石久行さんの作品などが印象的ですね。製品が少ない(C50は早々に生産中止)中で,下回りまで自作の蒸気を製作されたのは驚きです。

当該Cタンクは,ほぼモーターだけで車体が埋まるような状態だと思います。落札していれば,当ブログで詳細をアップできたのですが,残念です(笑)
(2026.07.21 08:22:23)

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