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2016.09.20
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みっちゃんがトップに決まった時、学年的に3作かなって予想してたのに、その後に物凄いスピードと深度で好きになってしまったので、いざ退団公演が始まってみたら、無性に寂しい。
斜に構えて、文句ばっか言ってるけど、やっぱり北翔海莉は、私の中で本当に大好きな特別なジェンヌさんだなって思います。
だから、あんなのも観たかった、こんなのも観たかったって考えたりするし、もっと早くにトップ大羽が似合ってたと思ったりするけれど、
でも今は悔いのないように見送ろうかなって気持ちです。
泣きよっか、ひっ飛べ!!

さて、「桜華に舞え!」
うーーーーん。やっぱり言っちゃう。これ、結構脚本微妙。まぁ、退団公演だからな。
サイトー先生らしいアニメみたいな華やかなオープニングからのスピーディな演出、メリハリがあって、スターが大見得切れる舞台構成は本当に素晴らしい。
宝塚の、スターを魅せるというポイントにおいては間違ってないどころか、よく出来てる。


剣豪だけれど、優しく強く誠実。まさにヒロインのふゆさんが評したような人物に描いているようで、
時に短慮で、怒りに身を任せてしまう所のギャップが、精神分裂してるみたいでなんだか、同じ人の違う側面というよりは、別人みたいな違和感を持ってしまう。
みっちゃんが、誠実な人に演じてるのに、あんないきなり怒鳴り込んで斬りかかるかな?
人斬りと言われてても、それは新政府側の作った人物像で、
実際に暗殺したのは1人っていう人物でしたよね。
人を愛せって西郷さんに言われてたのに。

あと、鹿児島に帰ってからも不満をもつ郷士たちを抑えているような描写はほとんど無いので、
弾薬庫を学生達が襲ってしまい、「しまった!」っていうのも、何がじゃってなる(笑)。
その描写が甘いから、桐野利秋は自分は薩摩人だって言って、政府から退くわけだけど、
でもそれは視野が狭いというわけでなく、日本のために薩摩を抑える重要性を終始訴えていたというのが迷子になって、視野の狭い狭量な人に見えちゃう。
義と真心とって訴えてたけどさ、心に響かない・・・。


2回目は西南戦争のWiki詳しく読んでから見ちゃったもんね。

あと、フィクションラインが微妙。
薩摩側は実在の人物の中に少しだけ上手いこと架空の人物を潜り込ませてるんだけど、
会津側は、松平容保公だけ本物で、あとは明らかにモデルのいる架空の人物で構成されてるから、薩摩側は史実通りに進むのに会津は架空会津で、なんか何処に軸足置けばいいの?ってなった。
もうどうせだったら、ふゆさんは八重さんにしちゃって、桐野利秋には夫の川崎尚之介を斬った事にしちゃえば良かったのにとか思ったよ。


いつもみたいに、何にも考えず楽しくすこーんって見られなかった。惜しい。

でもね、立ち回りは見ものです。
みっちゃんと、まこっちゃんが凄い。あれだけの事、よくやるなぁ。
そう、まこっちゃんは堪え役だね。明るさは封印して、怒りと憎しみと。
でも、上手いんですよ。これが。
ただ、上手すぎる。宝塚において、これがプラスになるのか、不安にはなる。
みっちゃん的というよりも、音月桂ちゃん的な不安がある。

ベニーは芝居がほんっっとに、良くなったし、彼女とさやかさんが支えてた。あと、カイちゃんもか。
みっちゃんは、真ん中芝居だから脇が固まってないと、大味な作品なだけの印象になるけど、この2人ががっちりしてたから、そこは安心出来たな。

芝居といえばあーちゃんも。
頭抱えるほどの棒読み芝居だった人とは思えない。やっぱりタカラジェンヌは成長するね。若いから。
こういうの観ると嬉しくなっちゃう。
桐野利秋の妻として、里の人達を纏め、守る。
でも、妻としのプライドも捨てない。
「おまんさぁ、わっせ綺麗か方じゃんね」
って遺品を持ってきたふゆさんに冷たく言って、しかも受け取らない!怖い!意地とプライド!
ふゆさんは現地妻(側室?お妾?)では無いからとんだ勘違いだけど。でも、心が繋がってたから実はもっと酷い(笑)。
親の決めた結婚だけど、愛か尊敬かはあったわけで。上士に絡まれた時、助けたのが一応伏線的扱いなのかな。

それから、麻央侑希。
へぇー、こんな事出来るんだぁと思った(笑)。
いつもの変な節回しの台詞じゃない!なんかつまんないけど、良かった!
いや、あの個性的な感じが大好きなので、寂しくって(笑)。
ただ、犬養毅の回想意味無い。
だって、新聞記者の彼は、維新を見ていたって設定なのは分かるけど、ほとんど絡みがなくて全然その設定活かせてないし。
例えば1人の会津藩士からみた戊辰ならまだわかる。もうちょっと上手く使えなかったかなぁ。

あれ、トップコンビの事書いてない。
あのね、みちこのお化粧が綺麗よ!チハルさんすげぇよ(笑)!
もっとも前からご指導して貰えば良かったのにとか思ったり。
あと、相変わらず軍服似合いすぎ。なんだろ。なんであんなに素敵になるんだ。
殺陣も泣くほどかっこいいし。
桐野さんには思い入れられなかったけど、みっちゃんの良さはとても引き出してくれてて、
サイトーくんの愛情だなーと思って嬉しくなりました。
風ちゃんは、会津戦の時がめちゃくちゃカッコいい。
何処ぞの男役さんの声かと思ったら、風ちゃんだったという。
後半はクラシカルなザ娘役っぽい上品さもあるので、一粒で2度美味しかった(笑)。
キスどころか抱擁も無い二人だけれど、手を握るだけであの熱量を出せるのは、さすが。娘役スキル本当高いよなー。
でも、最後の「奥方様・・・」はどのテンションで受け取れば良いのかちょっとわかんなかった。
それでト書き読みたくてルサンク買ったのに、
「奥方様・・・(微笑)」って書いてあってますます混乱!
なに、なんの笑い?あんなイヤミ言われたのに、お優しい方だわ・・・の微笑みじゃないよね、まさか。難しかー。

太郎役の小桜ほのかちゃんもなかなかの大抜擢。
そして、それにしっかり応えてた。トップとあんなに絡みまくるなんて凄いよ!
でも、愛奈姫の真彩希帆ちゃんは、歌声も柔らかでテクニックもあり、もう何処にお嫁に出しても恥ずかしくないわ。娘役好きとしては、娘役豊富だと嬉しい。はるこちゃんは相変わらず美しく上品だしさ。

思うに、退団公演駄作の法則が発動するしないは強い2番手がいるかいないかの差なんじゃないかと思う。
今回も色々思うところはあっても見れちゃうし、ほろっしたりするのは、やっぱりさゆみちゃんの力が大きい。
トップと2番手が拮抗してると、スター力で作品の魅力がぐっと押し上げられるしね。
正直、黒豹の時点では、さゆみちゃんには不満しかない、とはっきり言った私ですが、今は全くそんな事思ってない。
仲が良いのと舞台の相性が良いのは別だからね。みちべには組ませてみたら、非常に相性が良かった。本当にもう1作くらいはこのコンビで観たかったよ。残念。

ああ、ロマンスについては別記事にします。たぶん。一旦ここで休憩。





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Last updated  2016.09.20 23:22:49
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