さくら姫(*‘ω‘ *)

さくら姫(*‘ω‘ *)

2度目の妊娠そして流産

私は平成15年7月12日(土曜日)に流産後の治療再開で、凍結卵をお迎えに行きました。

今回も胚盤胞までなったのが2個、手前の桑実胚が1個と初めて
3個の受精卵を迎える事が出来ました。
今まではずーと良くても悪くても2個まででした。
今回は確率が良いように3個戻してもらったのです。

それがまた見事に妊娠してくれたのですが・・
病院の検査薬すら反応は薄く嫌な予感はしてました。
確かに1日判定日は早かったといえ、もうくっきりと反応が出てもよい頃・・・
妊娠数値も見てもらったらなんと16.8という低さ。
前回の妊娠した判定日は170あったのに低すぎ。
一度流産すると何となく分かるようで数値を聞いた途端・・不安がよぎった。
本当に奇跡が起きない限り・・今回の「コウちゃんの旅立ってしまう」
って直感したのでした。
1週間後の7月31日は診察でした。
胎のうが見えるかをエコーで見たけどまったく姿が見えませんでした。
また血液検査をして明日どうするか決めましょうと言われて・・
帰り次の日運命の結果が待っていた。
数値は上がっていたが43でした。100にも満たない。
先生に諦めようって言われる前に「ダメだ・・」って思った私。
先生にも「今回は残念だけど諦めよう。育たないもんね。この数値じゃ」と言われて、納得していた。
手術をいつするか?と言われて早い方がいいし明日は旦那もお休みだしな~って思って
先生に「明日お願いします」って言ったらあっさりOKが出て手術が決まった。
手術当日は朝8時半までに病院に来院して受付とか済ませ、術前の処置を外来でしました。
海草で出来た子宮の入り口を柔らかくする薬。これが入れるのも入れられたあとも痛い。
その後会計を済ませてからベットに案内された。
旦那はベットの番号だけ分かると、一旦帰ってもらった。
時計がなかったので時間は分かりませんが、点滴をされてからそのうち薬を
持って薬剤師さんが来て、それから麻酔を効きやすくするための
前薬って言っていたけど注射され(これが言葉にならない痛み)
少し時間がたってからストレッチャーで手術室へ。
血圧や心電図などあと色々準備されて先生が呼ばれて先生が来た。
今回は全身麻酔をしてくれるので安心だった。
看護婦さんに起こされた時はすでに手術は終わったあと。
麻酔がまだ切れずにぼ~としたままベットに戻った。

看護婦さんが去ると同時に旦那が来て心配そうな顔して座っていた。
私の麻酔の効いた、震えた手をそっと握り締めて
「お疲れさん・・がんばったね」って言ってくれた。
旦那のこの一言が嬉しい・・・
点滴も終わり麻酔もほとんど覚めて帰ってきた。
今回は色々あった中で短いそして姿も見せてくれなかったけど、
きっと「ママ元気だからね。そばにいるからね」って
知らせに来てくれたんだろうな~って思っています。
「コウちゃん。ママ今度は抱きたいなと思っているの。
今度戻ってきてくれたら、生まれてきてね・・コウちゃん・・」


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