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イチローの記者会見での発言。子供たちへのコメントを聞かれ、「野球にこだわることはない。好きな事を見つけて壁を打ち破る努力をすることが大切」だと言った。これが彼が言いたかった事のすべてだと思う。好きな事の"てっぺん"を目指すこと。「自分は他人よりも努力したとは言わないが、自分の目指している事に対しては、自分が出来る限りの努力を積み重ねてきたことを自負している」イチローらしい控えめな発言、そしてバッターボックスでの気持ちを聞かれ、「えっ、それいる? 裏で話そう。」また、途中に何度も、「僕、何か変な事言いました?」を繰り返したのは面白かった。まさにイチロー節。全体的な発言の内容は決して難しいことではなかったが、それを実行することは難しい。それを実行したイチローだから素晴らしいのだろう。スポーツマンは結果が全て。そして彼は大リーガーでさえも前人未踏のすごい結果を残している。巨人軍は永久に不滅 ・・・・・長嶋茂元気があれば何でもできる・・・アントニオ猪木大丈夫、キミならできる・・・・松岡修造スポーツマンの名言は数多くあるが、どんなイチローの名言が伝えられるか、楽しみだ。
2019.03.22
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6月23日(土) 沖縄慰霊の日、何気なく付けたテレビに中学校3年生の相良倫子さん自作品「生きる」の朗読シーンが映った。なんとなく聞き始めた朗読内容であったが、だんだんとその素晴らしい表現や表情、そして態度にぐいぐいと引き込まれるのであった。「マントルの熱を伝える大地」「心地よい湿気をはらんだ風」「草の匂いを鼻孔に感じ」「遠くから聞こえてくる潮騒」「岩に打ち寄せしぶきを上げて光る波」「山羊の嘶(いなな)き」「小川のせせらぎ」「畑に続く小道」「萌え出づる山の緑」「優しい三線の響き」「照りつける太陽の光」・・・綺麗な沖縄の風景をイメージさせつつも、「小鳥のさえずりは、恐怖の悲鳴と変わった」 →人の悲鳴「優しく響く三線は、爆撃の轟に消えた」 →爆撃弾の破裂する音「青く広がる大空は、鉄の雨に見えなくなった」 →飛来する戦闘機「草の匂いは死臭で濁り」 →死体が放つ悪臭「光り輝いていた海の水面は、戦艦で埋め尽くされた」「火炎放射器から吹き出す炎、幼子の泣き声」「燃えつくされた民家、火薬の匂い」 「着弾に揺れる大地、血に染まった海」 ・・・平和な時と戦争の時のギャップを感じさせながら、戦争の残酷さや無常さを伝えた。過去の反省を活かして今を生き、将来を平和ならしめるために今を生きる。そして「命」「今」「生きる」というキーワードで締めくくった。何一つ難しい言葉は使っていないが、単純な表現がすんなりと腑に落ちる。全体としてこんなに素晴らしいスピーチを聞いたことがない。絶賛されるに違いないだろう。すばらしい朗読をありがとう。
2018.06.25
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