お母さんごめんね!



あの時本当のことは言えませんでした。

癌の痛みを抑えるための薬…
体調がいい時「もうだいじょうぶだから」と洗濯をしたりして自分の気持ちを
 治ったと言い聞かせながら心配をかけまいと元気にふるまっていたお母さんに
 その飲み薬はモルヒネだった事を。

一緒になって「治ってよかったね!」なんて言っていたことが今でもこれでよ
かったのかなとそして 余命短いことが告げられなかったこと。

本当はお母さん知りたかったのではないかなと・・・言いたいことがたくさんあったのではないかと・・・。

毎年母の日になると元気だったころ好きなお花をプレゼントした時のうれしそ
うだった顔が目に浮かびます。

母が心配していた子供のいない姉に私から母の日プレゼント・・同じように花
の好きな姉にプレゼントしてきましたよ・・お母さん!

  昨年母の日を前に募集された母への手紙・・・入賞した亡き母への手紙です

          H,22,5・・・・・

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