週刊 くりんこ・ころ・ころ

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2007年04月26日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
赤穂といえば四十七士だが、前回のコメントで頂戴したとおり、

南イタリアはナポリお墨付きのピッツァ職人が、
その塩を使って料理する店が、赤穂にはある。
さくらぐみ。人気の程は大層だが、値段も大層だ。
駅からお城への道程、通りがかると店頭予約しか受付けない上、
開店準備開始(10時過ぎ頃)でもう行列。
さして広くはない店内だから、しょうがない。残念。

観光客が見つけ得るお店は、その通り沿いにしかなさそうだ。
名物穴子寿司ののぼりを何本か見かけるが、食べられないし。
お、手打ち蕎麦ののぼりが!
が、観光地、しかも海沿いの蕎麦って、どんなものだろう。
しかし店内では、親父がそばを打っている!
てなことを、すでに、お城への道すがらチェックする私。
浪士訪問後いまだ雨は上がらず、花見弁当は男らしくあきらめ、
即行、親父手打ちの蕎麦屋「芳侖庵」に向かった次第。

不思議だ。看板は確かに蕎麦屋だが、月、火、水曜はおふくろの味食堂で
木、金曜はラーメン、土、日曜に蕎麦屋と大書きしてある。
これはいったい、店主が居抜きで替わるのか、
店主は替わらず、出す料理のカテゴリーが変わるのか。
頭には、大きな大きなクエスチョンマーク。
美味しいのか~~??
結論。何故、週末のみ蕎麦屋なのか、もったいないぞっ!
私、盛り蕎麦700円。
友人、盛り蕎麦、炊き込みご飯、水蕎麦がついた、蕎麦セット800円(850円?)。

ざるそば700円.JPG


出汁の味は薄めこそあれ、甘くはない。
蕎麦独特の得も言われぬ甘みが鼻に抜ける。
これは、旨い。
久しぶりに関西(赤穂が関西圏であるかは別にして)で食べた美味しいお蕎麦だ。
先付けの形で供された水蕎麦は、蕎麦の純粋な旨味を味わいましょうという当世流。
芳侖庵さんでは、お塩(もちろん、赤穂の)を少しのせ、お水で濯いで頂戴する。
これがまた、繊細なのだ!塩で軽く締めた蕎麦の甘みとコシが一層、香り立つ。
あぁ、大阪とは言わない、この店がせめて三宮辺りまで、引っ越してくれないかしら。
赤穂はちょっと、遠すぎる・・・・・。

そば湯を頂いている頃合いで、
小さなガラスの器に出されたのが、そば粉の寒天ゼリー。
きな粉と黒蜜がかけられたそれは、また種々の香ばしさを漂わせ、口福だった。
しかもこれ、全くのサービス。
デザートが付くなんて品書きにも書いてない。すてきでしょ?
あんまり美味しかったので、お酒メニューを見るのも忘れてた。

で、不思議の種は、やっぱり月曜から金曜は、違う料理人が入って、
それぞれお店をしているらしい。
なぜ、そういう形態なのかは、さすがに聞きかねた。
おじさんは、月曜から金曜は、他のお仕事をしてらっしゃるのかも知れない。
日替わりで料理が出るのも、土地の方に喜ばれ、長続きするコツなのかも知れない。
謎は謎のまま、週末に赤穂に行けば、美味しいお蕎麦が食べられる。
これだけは、間違いない。


桜.JPG
赤穂城のお堀と桜。遠景に幽霊の如く、蔵の形の博物館が見えます。


来ぬ人を 松帆の浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ

すみません。塩繋がり・・・・・・てだけです・・・・・・。







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Last updated  2007年04月26日 11時58分46秒


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