元 直 日 記

元 直 日 記

ホルン

ホルン


 狩のつの笛が発展したホルンは、ヴァルヴやロータリーのないナチュラル・ホルンが使われていました。19世紀初頭にヴァルブが発明され、ホルンに装置がつけられました。しかし、演奏家よりも作曲家がこの変遷についていくことができず、20世紀初頭まで現在のホルンは作品の中に定着しませんでした。
 現在のホルンは管体の長さによって、①F管と②B♭管がありますが、近年ではこの2種類を合成した③ダブル・ホルンが一般的に使われるようになりました。
 かつてホルンの演奏家は高い音域が次第に多く要求されるようになり、それにしたがって管長の短いB♭管をもつようになりましたが、やはりホルン本来の温かく、柔らかな音色はF管にかなわないということに気がつきます。そのことがあり現代一般的に使われているダブル・ホルンが誕生したのです。
 ホルン派生楽器がありませんが、F管で約5m18cmという長い管体(これはC管のテューバに匹敵する)をもちます。そのためかなり低音域まで演奏することができます。
 オーケストラや吹奏楽でのホルンは通常4パート。金管でありながら柔らかな音色をもっているため、木管群と金管群の音色的橋渡しの役目をしています。それだけでなくソロ楽器としても活躍し、吹奏楽では全パートがユニゾンとなって演奏することもあります。

戻る



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: