~青空しょって~ゆっくりじっくり歩こうか

妊娠~出産~

★☆★KOU 妊娠期★☆★

平成10年4月28日 予定より3週間早く生まれた。
37週と0日の出産で正期産ではあった。

一人目(は~ちゃん)が逆子で帝王切開で出産した為
例えば陣痛促進剤などの薬は使えないから、沢山動いて
かつ、太り過ぎないようにと注意されての妊娠だった。
妊娠中の問題と言えば、上の子の時との嗜好がかなり
違ってやたら甘い物が食べたくなって困った。
微妙に上の子の時よりハイペースで体重が増えていって
いた。そのせいか、血圧がやや高めだった(ギリギリだった)

4月に入り、風邪を引き、咳だけがいつまでも続いた。
(今思えばその咳は喘息様だったのでは?と思う)
キューキューっとお腹が張ってくる事もしばしばだった。
健診日より数日前だったが、診察に行き一旦張り止めの
薬も頂いた。36週に入った頃だったと思う。
ひたすら自宅や実家で安静にしていた。
その数日後、健診に行くと先生が『これ以上大きく
したくないし、エコーでみると赤ちゃんの頭の大きさも
十分のようなので万が一、次に陣痛が付いたら少し
早くても出産に臨みましょう』と言われた。
その翌々日、夜になってお腹の張りが規則的になって来た。
15分が10分間隔になった頃には11時頃だった。
娘は寝ているので、実母に来てもらい
主人と病院へ行った。

助産婦(士)さんが、堪えられなくなったら連絡して?
と言い、病室へ通された。そこで朝方まで耐えた。
私は我慢強い方だったのかなぁ??
とうとう堪えられずナース室へ行くと
「あら。まだ起きてたの?寝ているのかと思った」と
驚かれたのだった(笑)
監視装置を付けて、リクライニングの大きな椅子に座ったら
それまでベットの上で座ったりして陣痛に耐えていたのが
うそのように楽な姿勢になった為に、急に眠くなってきた。
一晩寝ていないんだから無理もないでしょ?
でも、うとうとし始めると急に陣痛も遠のくんだよね。
そう訴えると、じゃ今度は陣痛の波が来たら少し力を
入れて力むようにしてごらん。すると陣痛も付き易くなるから
と言われた。私は痛みの逃しすぎてたのか~?!
上の子も、下の子もマタニティスイミングやってたしね。
息み逃し、痛み逃しのイメトレも毎回やったもん。

そうこうしている内に、7時になった。
6時代だと夜間診療、夜間分娩で先生も非常勤の方で知らない
先生だし、分娩費も割高になるらしい。(後で知った)
そこへ診察してくれている先生が入ってきた。
ちょうど37週になったし、なんて親孝行な子なの~と
明るく励まされながら、出産したのだった。




★☆★入院中★☆★

KOUはよく眠る子のように思えた。その時にも確かにそう思った。
飲むとずっとずっと眠っている。少々の事では起きない。
母にとっては物足りないような気もした。入院中だけが
二人きりで居られる唯一のひとときだと思っていたから。
一生のうち、そんな時期ももうないだろうから。
けれど、黄疸が出て光線治療に入った。せっかくの母乳も
飲ませられない。ずっと保育器の中に居て、光を当てられている。
手持ち無沙汰な感じだった。


★☆★退院後★☆★

しばらくは母乳でがんばろうと思ったけれど、KOUは慣れて
くれなかった。乳首を嫌がった。そのうち、歯茎で噛むしぐさを
し始めた。夜はミルクにしてみると、一度に沢山飲み、満服に
なると4時間位起きない事もざらだった。
夜中の授乳が1度で済む事もしばしばだった。
飲む量が増えてくると、更に良く寝るようになり 益々手の掛からない
子だと痛感
していた。(上の子は2~3時間起ききっかりだった。)

その頃は、実家のそばに現在の家を建てて、引っ越してきていたので
里帰りする、というほどの距離でもなく実母からも、娘の面倒は
(遊び相手は)してあげるから、自分でやんなさい、と言われ
日中は自宅で、KOUと2人で過ごしていました。
でも、やっぱり食事の支度や洗濯など、やってると休めないし
母乳の出も悪く(質も悪かったのかしら)あまり出なかったかな~。
一人目の時、帝王切開の術後というので上げ膳据え膳を味わった
甘い私は、結構苦労しつつ、過ごしていた気がします…ハハハ

今思えば、 抱っこされての授乳もあまり好きではなかったし
オムツが濡れても、少しくらいなら解らないのか?反応が
薄かった、と確かに思います。抱っこされて寝ていく事はなく
寝かせてやった方が、寝てくれた
のです。
手は掛からないけど、赤ちゃんって「とん、とん」と背中を
そっと叩いたり、抱っこで揺らしてあげたりしながら
寝かしつける事って(上の娘の経験からも)普通だと思って
いたのに、この子はちょっと変わってる、と漠然と思って
いましたが、まさかそれが現在のような事に関わるとは
思っても見なかった私です。




★☆★~6ヶ月以降★☆★

あやせばよく笑い、笑顔の可愛い子でした。
その頃は、普通に目線もあってたし、ニコニコッと
笑ったりしていました。首の座りも寝返りもお座りも
取り立てて遅いとか思う事もなかったのです。

相変わらず夜中の授乳は無く、あれよあれよと言う間に
11時頃最後のミルクを飲めば朝まで起きなくなるのも、
当然のように?なっていました。
体内時計がしっかりしているの?と不思議に思った 事を
今もよく覚えています。



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