名前が思い出せん！！

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2011.07.26

(10)

カテゴリ：食べ物

そ～さの～・・・

まだそんなに暑くない日の昼過ぎの午後

ワシと妻が
どんな理由だったかは忘れましたが
歩道という道をプラプラ歩いていた時じゃった。

カッコイイ自転車（ママチャリじゃない）に乗って
グラサンを掛け、キャップを深めに被った
イケテルお姉さんが

ビックラこきました。

お兄さん、お姉さん（ワシら夫婦のことらしい）
会いたかった～～～～～！！

と言うやいなや
サッとグラサンを外した、その姿は
忘れようにも思い出せない
何か見覚えのあるような、お姉さん・・・。

しかし、ワシも大人。
すかさず

あ～、久しぶり～。
・・・髪切った？

その場をしのぎ
相手の出方を見ました。
すると

実は、こうや（ラーメン屋）から独立して
父と新しく、○○亭というお店をオープンしたんですよ～。

（あ、こうや（ラーメン屋）のお姉さんか！）
それは、それは、開店おめでとうございます。
食べに寄らせてもらいますね～。

紳士的にニコニコ対応して
別れたのですが
どこのお姉さんか？に集中してたもんだから
新しいお店の名前を聞き逃しました。

ワシ：ん～、お店の名前は何じゃったかの？

妻：ドボドボ亭って言ってたような～？？

妻も覚えていませんでした。
1分前の会話の記憶を
たぐり寄せるように思いだし

ワシ：トモトモ亭だったんじゃね？
そんで、あのお姉さんが「トモちゃん」って名前なんだよ。
お父さんとお店を出したってことだから
娘の名前が店名って可能性も高いし。

妻：・・・でも、よく考えたら（思い出したら）
ドバドバ亭って言っていたかも？

ワシ：そんな名前を付けるはずないジャン。
せいぜい、モフモフ亭だろ？

妻：やっぱり、ゲバゲバ亭だったかも？

ワシ：らちあかんわ！
こ～なったら、明日行ってみよう！
そうすれば謎が解けるハズじゃ。

こうして、次の日
現場100回の教訓通り
ワシと妻は、店名聞き逃し事件を解決するべく
凄惨な事件現場へ急いだのであった。

するとー！
何とー！
店の看板にはー！！

徒歩徒歩亭

ん～～～～～、惜しい！！
当たらずと言えども、遠からず。
イージーミスのケアレスミスじゃ。

事件も解決したので
威風も堂々と、
何の聞き間違いもしませんでしたよ。
という風を装って入店。

あら～、早速来てくださったんですね。
さ、さ、こちらへどうぞ♪

お姉さんが満面の笑みで迎えてくれました。

お店のコンセプトや
ラーメンの拘りなど
一通りレクチャーを受け

どどーん！