くまぴょん家のほーむぺーじ

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わたしの出産記録(はーちゃん編)



わたしは2年前、長女を逆子のため予定帝王切開で出産しました。
確か32週だったと思うのですが、検診時に「逆子なので帝王切開します」といきなり言われ、非常にパニック状態になりました。普通に産むことを想定してというより、それしか頭になかったわたしにとって非常なショックとなりました。
それから逆子体操をしたり、お腹の外から赤ちゃんを回すというのをしてもらっ たりしましたが、それでも長女は「この体勢がいいの!!」といわんばかりに位 置を変えてくれませんでした。
この時、帝王切開について調べようとしたのですが、出産情報誌などは、普通分娩のことしかかいておらず(ベネッセの出産・新 生児百科に少し載せてありましたが)、また母子手帳にもそんな情報はなく、ますます自分は普通に出産できないんだと落ち込み、パニック状態になりました。
こんなわたしが帝王切開を受け入れることが出来たのは、
夫が「帝王切開って言う言葉の由来知ってる?」といってその由来を教えてくれ、
「この子もシーザー 見たいに大物になるよ」と言ってくれたからです。あと、10年来の友人の一人も第2子を帝王切開で出産しており、その友人が「昔なら助からなかった命が助かるんだから」といってくれたからです。

そして予定の1週間前の検診時、「お腹が張っていて(手術)予定日まで持たないかもしれないから外出禁止」と言われまたショック!!やっと手術に対し前向きになれたので、この連休中(ゴール デンウィーク)に最後の買い物をと思ってたのに~。
そして手術当日、夫、わたしの両親、そして義母(初孫誕生のためわざわざ山形から飛んできてくれました )と一緒に病院へ行き、そこで先ず病室に案内され、荷物を置き、最後の診察。
その後手術着に着替え、陣痛室で剃毛、浣腸、点滴され、また病室へ。
この時は緊張のあまり顔が引きつってました。
そしてとうとう手術室へ。手術台に乗るとき全裸になるのにびっくりして、更に緊張。麻酔をするから丸くなってと言われ 、丸くなろうとしてもお腹が大きいので丸くなれず、またあまりの痛さに動いてしまい、
もう一度打たれ、このさきどうなるのだろう??このままベビーに会えずに死んでしまうのかな?何て思ってしまいました。
そう思っていたところに「 おぎゃぁ~」と大きな産声が!!
長女誕生の瞬間です。
この時まで性別を聞いていなかったので、産まれた我が子を見ながら
「どちらですか?」と尋ねたら「女の子です」と。
「う~ん、夫そっくり!!これじゃ、将来かわいそうかも・・・」
何て思いながらも無事元気な産 声が聞けたのでほっとしました。
それから全身麻酔になったのですが、娘の鳴き声が聞こえるたび意識が戻り、
ずっと娘の名前を呼び続けていました。手術当日 の夜は痛さのあまり一睡もできませんでした。
しかもナースコールのブザーを落としてしまい、看護婦さんを呼んで痛み止め
を貰うことすら出来ずとても苦しい一夜でした。翌日も部屋から出られず、再び娘の顔を見たのは3日目の朝でした 。点滴台を杖代わりにして新生児室まで歩いていき、そのまま初の授乳。やっと 娘に会えたのが嬉しくて頑張りましたが、そのせいか午後になり体調が悪くなり 、熱を出してしまいました。4日目からお乳が張って助産婦さんにマッサージし て貰ったり、飲ませる方も下手、飲む方も下手で授乳に時間がかかり、とても苦労しましたが、
帝王切開で入院が長かったので、授乳が上手くなるまで指導して貰えたから退院時には完全母乳となりました。
以上、長女の時の帝王切開の体験 をつらつらと書いてみました。

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