サロマにて
８時に宿を出発し、気が遠くなりそうなほどの果てしなく長い海岸線を走り続けた。
いつもは、のんびりツーの私だが今回は自分の限界に挑戦してみたかった。
北海道を走るライダーの、1日に４００キロ、５００走る話を良く聞いていたので私も一度
やってみたかったのだ。
夕方５時位には宿へ着きたかったので途中の休憩も、距離と時間を見ながら計算して走った。
途中距離を示す看板を見て、少々不安になりながら「後少し」と自分を励ました。
昨日は雨の中の走行でかなり苦労したが、今日は天候に恵まれスムーズに走れそうだった。
スピードを出していないつもりが、ついつい70キロ、80キロと出てしまう。北海道ではスピード
メーターが壊れているのではないかと思うくらい速度感覚が狂ってくる。
今日一番のメインである宗谷丘陵は海と空の青さと牧草地の緑、白いプロペラが、とても
色鮮やかだった。
「この道はどこまで続くのだろう」とわくわくしながら北海道に来てから初めての、最高のワィン
ディングを心ゆくまで楽しんだ。
浜頓別から紋別までは霧が発生し少し視界が悪く肌寒かったが、サロマ湖が見えてからは
快晴となり、爽快に走れた。
今日の宿「さろまにあん」には予定通りの時間に着くことができ「よく頑張れたなぁ」と、自分ながら
感心した。
明日はいよいよ夕茜舎さんで、一年ぶりの再会だ。
(抜海・これから３８０キロの海岸線が続く）
（ノシャップ岬に向かう道中で見かけ、可愛かったので後戻りして撮った。）
（ノシャップ岬に到着！この後、国道に戻るのになぜか道を間違え３０分のロス）
（宗谷丘陵・アップダウンの続く道で、ワィンィングが楽しめた。）
（宗谷丘陵・黒い、ちいさく見える点のようなものは、放牧されている牛。）
(宗谷丘陵・空へ飛んでいくような気分になりながら、丘を走り回った。近くで見るとプロペラの形が可愛かった）
（宗谷丘陵・宗谷岬へ降りる道があり、海を見ながら下って行った。）
（最北端に到達！２０数年前にＹＨ仲間と、ここの前で正午に待ち合わせた）
（オホーツク国道をひたすらサロマに向かって走る。）
〔途中で見かけた国道沿いの牧場 ）
（今夜の宿、さろまにあんに到着！）
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