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2007年10月21日
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今年は私にとって20代最後の年となるハセツネだった。思い起こせば、私とハセツネとの出会いは2年前。当時27歳で知ったハセツネも今年で3回目を迎えた。そのハセツネを、20代最後のチャンスとなる念願の(夢だった?)年代別優勝という形で幕を閉じることができてほっとしている。

ハセツネは、2005年が初挑戦だったわけだが、きっかけは、その年の北丹沢耐久レースを完走できたことだった。この年(2005年)は、雨のレースとなり、コース慣れしていない、今よりも走力もない私は、仲間に次々に置いて行かれ第1CPまではひたすら孤独との闘いだった。第1CPで無事仲間に会えたときは、思わず涙が流れ、リタイヤ寸前の精神状態にまで追い込まれていた。それでも、そこからはなんとか仲間に支えられ、励ましあい、最後は歩くこともままならなかったが、21時間でゴールテープを切った。その当時は大岳山山頂が既に明るかった。

その1年後、がむしゃらに練習を積んだ。嫌いな雨のレースに慣れるために、あえて雨の日を選んで山に入ったり、週末は土日連続して山を走ったり、可能な限り試走にも行った。その結果、2006年のハセツネは13時間台で8時間タイムを短縮。前年、既に日の出を迎えていた大岳山では満天の星空をみることができた。日の出山で夜景を見られたときの感動は今でも忘れられない。

それからまた1年、2007年のハセツネはそれほど特別なことはしていないが、スタートしてみなければ何が起こるかわからない・・それでもなんとかベストなコンディションでレース当日を迎えられることが喜びだった。

【第1CP(浅間峠)まで】
今年は10時間台のところに整列。山道に入ってからは、案の定渋滞するも、私にとって無理のないペースでいい流れに乗れた。ここは自重区間だったため、目標は試走ベストよりも10分速い3時間50分を設定。

第1CPまでの約半分となる分岐(11.7km)にて、タイムが1時間54分だった。途中、渋滞で所々止ったにも関わらず、タイムが速いことに驚いた。このままいけば設定タイムの3時間50分より速く第1CPに到着するかもしれないという勢いだった。それでもここ最近の減量が功を奏したのか、身体が軽く、上りの調子がよかったので、そのままペースを落とさずに行った。

結局、第1CPを3時間38分で通過。設定タイムよりも10分速くコースベストとなった。水の消費もまずまずで昨年は第1CPにて15分も休憩時間を要したが、今年は歩きながら体力回復を試みるため、1分も休憩せず先を目指した。

【第2CP(月夜見駐車場)まで】

第1CPの浅間峠から三頭山手前までは比較的なだらかなアップダウンが続く。しばらくは体力回復区間と称し、本来、練習では走れる区間も、20分間ぐらいは歩いたり、走ったり、ややペースを落としてみた。それから30分ほど経過すると、あっという間に暗くなたったので、少し道をはずれてヘッドライトの準備にとりかかった。浅間峠で食べるはずだったSOY JOYを口にし、5分程度の小休憩を挟む。

ライトはヘッドライトとハンドライトを併用。今年は、天気は悪くなかったものの、夕方になり冷え込んだ影響からか霧がかり、LEDでは視界が悪かった。しかし、先週試走したばかりの区間だったため、なんとかペースを落とさずに進むことができた。上りはヘッドライトのみ、下りは両方を使って、消耗しやすいハンドライトの電池を節約しながら使用した。

夜間走行は昨年の大会ぶりだったため、感覚を思い出してうちにあっという間に時間が経ち、体力にまだまだ余裕を残して西原峠に到着。ただ、私には珍しく空腹感に襲われていたため、三頭山という難所に挑む前に腹ごしらえをするなど、意識的に休憩をとった。ここまで長い休憩をとっていなかったので、10分はいてもいいだろうと思い、シートに腰をかけ、スタッフや他選手としばし談笑。SOY JOY、アミノバイタルゼリー、そしてVESPAをそれぞれ1つずつ補給。もうそろそろ出発しようかなと思った瞬間、私の前を女性選手が立ち止まらずに通過。「お、これはまずい」と思い、その女性選手を追うように急いで出発。三頭山の上りは自信があったので、焦らなかったが、それからその女性選手を意識するようになった。結局、その女性選手は三頭山の上り途中で抜くことができたが、「休憩している間に抜かれてしまう、トイレもゆっくりしてられない・・」なんて、精神的にやや余裕がなくなっている自分がいた。

■西原峠~三頭山~鞘口峠~風張峠~月夜見(第2CP)
いよいよ第一の難所、約1500mの三頭山に挑む。約3kmの道のり。ここで気がついたのが、前回よりペースが速いのか、周りのランナーもそれなりにレベルが高かった。というのも、前回はこの三頭山でバテ気味の選手を次々と抜かすことができたが、今回は抜かれることはほとんどなかったものの、同じペースの人とパックになって進む形となった。途中で立ち止まる余裕はなかく、思った以上に速いペースだった。そのため練習よりもあっという間の感覚で三頭山の非難小屋へ到着。ここでようやく1回目のトレイタイム。前回はここでスタッフの方と談笑する余裕があったが、トイレを終えてすぐに出発。ようやく三頭山山頂に到着したときは、少しだけ空腹感を感じ始めていたことが気がかりだった。

三頭山から鞘口峠までの下りは足場の悪い不安定区間。昼間走っても危険な箇所が多々あったので、ここは慎重に下っていく。昨年はここで何人もの人に抜かれたが、今年は抜かれても1~2人。私の下りテクニックが上がったわけではなく、たまたま私と同じく下りの苦手な人と前後したため、私を先頭にパックになって下ることになった。ただ、1つ失敗だったのは、自分が先頭になってしまったこと。下りで同じペースのときは前を走るのはプレッシャーだし、後ろの人が照らすライトが自分の前に影を作り、足元が暗くなってしまい走りづらかった。

鞘口峠を通過すると、あと4kmで第2CPの月夜見となる。昨年はこの地点で水がほとんどなくなり、カラカラ状態だったが、今年は喉も渇いていないし、まだまだ水は残っていた。結局、月夜見に到着すると、なんと、水が2.5リットル(ハイドレーション2リットル+ペットボトル500ml)持参中、ハイドレーションには500ml、ペットボトルには半分と約700ml近くも残っていた。これは大きな進歩だった。

月夜見では、まずは1.5リットルの給水後、シートに腰を下ろし、おにぎりをほおばった。滞在時間は約10分。さぁ、そろそろ出発するかと思っていると、三頭山で抜いたはずの女性が出発するところだった。いつの間に抜かれたのだろうか?と少々焦りつつ、彼女から5分ほど遅れて第2CPを後にした。

(その2に続く)





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最終更新日  2007年11月08日 23時19分07秒
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