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2011.10.02
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カテゴリ: SF


監督 ダグ・リーマン
出演 ヘイデン・クリステンセン サミュエル・L・ジャクソン ダイアン・レイン

 ジャンプ(瞬間空間移動)という特殊能力を持つ男の能力の目覚めを描いたSF映画です。劇場公開時、盛んにTVCMを流し、話題になっていましたし、すでに地上波のTV放送もしているので、ご存知の方も多いでしょう。

 ジャンプの描写や、そのジャンプを利用したアクションなど、見ごたえはありましたが、それだけでした。ドラマに感情移入できず、主人公が危機に陥っても、どうやって逃れるのだろうという興味だけで、何か、冷静に見ている自分がいました。

 なぜ、感情移入できないのでしょう。やっぱり、まず、主人公のキャラクターでしょう。
幼いころに母親(ダイアン・レイン)に捨てられ、内気でいじめられっ子だったデヴィッド(ヘイデン・クリステンセン)ですが、ジャンプの能力を自覚してからは、銀行の金庫にジャンプしてお金を稼ぎ(?)、ニューヨークの高級マンションで暮らし、スフィンクスの頭の上で日光浴するなど、傍若無人の生活ぶりです。そして、能力を使って、子どものころいじめた同級生に復讐するなど、明らかにジャンプの能力のおかげで、天狗になっています。
 超人的能力を利用して、正義の味方になろうとか、恵まれない人を助けようとか、そんなことは微塵も考えないようです。その能力を自分が優雅な暮らしをするためにしか使わない、自己中のお子ちゃまなんですよね。生い立ちが、恵まれなかったとはいえ、これは感情移入できないでしょう。
 それに、ヘイデン・クリステンセンは、イケメンですが、にらんだ顔など、とても眼力が強くて、怖いんですよね。やっぱりアナキン・スカイウォーカー(「スター・ウォーズ」シリーズ参照)のイメージが強すぎて、まだフォースの暗黒面に捕らえられているのか、と思ってしまいます。(エピソード3のアナキンは鬼気迫る感じで迫力ありました。)



 そして、最後のいかにも続編があるかのような、尻切れトンボの終わり方、非常にがっかりです。まだ観てない方のために、詳しくは、書かないでおきましょう。

 以上、CGやアクションは見ごたえあって、なかなか楽しめますが、ドラマ的には、あまり評価できない作品でした。続編って、できるんでしょうか。





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Last updated  2011.10.02 21:23:19 コメント(1) | コメントを書く


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