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2011.12.31
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カテゴリ: コメディ


監督 グラント・ヘスロヴ
出演 ジョージ・クルーニー ユアン・マクレガー ジェフ・ブリッジス ケヴィン・スペイシー

 CSTVの企画で、お笑い芸人の千原ジュニアが邦題をつけたという、『実録・アメリカ超能力部隊』という本を題材に作られた、話題になった映画です。

 新聞記者のボブ(ユアン・マクレガー)は、上司に妻を寝取られ、傷心をいやすために、始まったばかりのイラク戦争の取材に志願します。
 ボブはイラクでリン・キャシディ(ジョージ・クルーニー)という男と出会います。その名は、ボブがかつての取材で、見つめるだけでヤギを殺せる男として聞いていた名前でした。
 ボブは同行取材を求め、しぶしぶ承諾したリンと、砂漠へ車で走り出します。道中、リンがかつて所属していた米軍の謎の超能力部隊“新地球軍”の話を聞き出します。

 とても面白い題材で、主役級の俳優を4人(うち3人は米アカデミー賞受賞経験有り。)もそろえた意欲作なのですが、はっきり言って、ちっとも面白くありません。
 道中、超能力を持つというリンの奇行に振り回され、事故に遭ったり、ゲリラにつかまったり、ボブが四苦八苦する中、かつてのビル・ジャンゴ中佐(ジェフ・ブリッジス)率いる超能力部隊“新地球軍”の様子が語られていくという構成なのですが、いろいろと繰り返されるギャグがすべて空回りで、何しろ、“新地球軍”の計画が“ジェダイ計画”と言い、リンが自ら“ジェダイの騎士“だと、ユアン・マクレガーに語っているというところが、唯一笑えたところですから。(このギャグわからない人はいないですよね。)


 米軍や、かつてのソ連が超能力を真剣に研究し、その軍事利用を真剣に考えていたという話は、いろいろなところから聞きます。SF映画やコメディ映画の題材として、とても興味深く、面白い題材だと思います。うまく料理すれば、とても面白い傑作が生まれると思うのに、非常に残念な結果になって、悲しい限りです。話を聞いて、期待しすぎた僕がいけなかったのでしょうか。

 2011年も、今回が最後になってしまいました。皆様よいお年を。





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Last updated  2011.12.31 21:03:08 コメントを書く
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