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2016.04.21
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カテゴリ: SF
SW5-1


STAR WARS EPISORDV / THE ENPIRE STRIKES BACK 1980年 アメリカ映画

製作総指揮 ジョージ・ルーカス
監督 アーヴィン・カーシュナー
出演 マーク・ハミル キャリー・フィッシャー ハリソン・フォード
   アレック・ギネス ビリー・ディー・ウイリアムズ

 で、「エピソード5」です。

 遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。
 あれから3年、軍の反撃は激烈を極め、反乱軍は秘密基地からの撤退を余儀なくされ、氷の惑星ホスに新たな秘密基地を設立しました。ダース・ベイダーは反乱軍、そしてルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)を捜索するため調査用ドロイドを銀河系の各地に大量に放っていました。

 一方、先に基地に戻ったソロは司令官に反乱軍を離れ、ジャバ・ザ・ハットに金を返したいと告げますが、ルークがまだ戻っていないと知ると、救出に向かいます。
 ワンパの棲み家に囚われていたルークは、なんとか脱出に成功しますが、猛吹雪の中で倒れてしまいます。その時、フォースと一体化したオビ=ワン・ケノービ(アレック・ギネス)の霊体が現れ、ルークに惑星ダゴバへ行きジェダイ・マスターのヨーダから学ぶよう告げます。その直後ソロに救出され、翌日基地に帰還しました。
 帝国軍の放った調査用ドロイドにより、秘密基地の場所が察知され、ダース・ベイダー率いる帝国軍の攻撃をかいくぐり、反乱軍は何隻かの輸送船と護衛の攻撃機に分かれ、脱出していきます。
 ソロとチューバッカはレイア(キャリー・フィッシャー)とC-3POとともに、ミレニアム・ファルコンで脱出しますが、執拗な帝国軍の追撃を受け、ホスの付近にある小惑星帯に逃げ込み、何とか追っ手を振り切ります。
 一方、ルークは攻撃機に乗り、R2-D2を伴って、オビ=ワンの言葉に従い惑星ダゴバへ向かいます。
 ファルコンが逃げ込んだ小惑星の穴は巨大な怪物の巣(「M.I.B.」で地下鉄のトンネルに住んでたあいつだよね。(笑))でした。何とか怪物に飲み込まれる寸前で脱出に成功したファルコンでしたが、帝国軍に再び発見されてしまいます。
 機転を利かせ帝国軍の攻撃から逃れたミレニアム・ファルコンは、ハイパー・ドライヴする巨大戦艦のスキを突き、ソロの旧友ランド・カルリシアン(ビリー・ディー・ウイリアムズ)が執政官を務める雲の惑星ベスピンに向かいます。しかし、ダース・ベイダーが放った刺客の1人ボバ・フェットが不気味にその後に追随していくのには気が付きませんでした。
 その頃ルークはジャングルの惑星ダゴバに不時着し、偉大なるジェダイ・マスター、ヨーダと出会います。年齢を重ねすぎており、我慢強さがないルークの指導を、ヨーダは初めためらいますが、オビ=ワンの霊体の説得により、ルークの修業が始まります。

SW5-2

 まず、お詫びしておかなければなりません。「3」の記事に違うことを書いてしまいました。「I am your father.」は確かにこの映画でしたが、ルークがソロに告白する「実は妹なんだよ。」は「6」でしたね。
 ちょっと言い訳させてもらうと、この「5」も、前回の「4」同様20数年ぶりに観たんです。やっぱり劇場公開時に名古屋の映画館でリアルタイムに鑑賞して以来、おそらくあと1回ぐらいしか見ていなかったんですね。しかも、皆さんご存知の通り、この「5」と次の「6」はひとつの話の前後編ととらえた方がふさわしいぐらい、しっかりつながっているので、はっきり言って、僕の中で、「5」と「6」はごっちゃになっていました。何しろ、レイアが悩ましい恰好をしている有名な姿(詳しくは次回)が、「5」のものだと勘違いしていて、今回改めてDVDを鑑賞してみた後、がっかりしたぐらいですから。(ごめんなさい、相変わらずマニアックです。)

 やっぱり、前作の大ヒット受けて、大幅に予算が増えたのでしょうねえ、戦いの迫力が違いますね。まあ、現代のCGバリバリのSF作品からすればどうしても見劣りしてしまうのは否めなく、いろいろとミニチュア感を感じてしまうところも多いのですが、なかなか楽しんで観賞することができました。

 で、この映画のミソは、やっぱり今回初登場のヨーダですよね。
 氷の惑星ホスでパトロール中に、雪男のような生物に襲われたルークが、何とか脱出したが極寒の雪原の中、力尽きる直前、白昼夢のように見たオビ=ワンの霊体(ジェダイ・マスターはフォースの力で死んだ後も霊体の形で意識を残すことができるらしい。「1」のラストで死んだクワイ=ガンも、同じように「2」「3」で出てきます。フォースって、なんて都合がいいんだ。)に受けた助言に従い、戦いの最中であるにもかかわらず、ルークはヨーダのもとへ向かいます。
 そして、ダゴバのジャングルの中、現れたヨーダは、なんとしわくちゃで緑色で小さくて、ゴブリンか、E.T.か、子泣きジジイのような、これが本当に伝説の偉大なるジェダイ・マスターか、と思えるような容姿で、見た瞬間、やられた、と思いました。伝説の偉大なるジェダイ・マスターを、このような形でデザインしたデザイナーのセンスに脱帽です。
 案の定、ヨーダは、この映画の公開後、世界的にあっという間に認知され、グッズやぬいぐるみなどのキャラクター商品はバカ売れで、大スターになりました。ヨーダを背中におんぶして修行に励むルークの姿は、この映画1番の見所です。(僕的にかな?)

 と、絶賛している場合ではありません。例によって、ツッコミも入れておきましょう。

 まずは、前半の山場、氷の惑星ホスでの戦いでの、帝国軍の戦車(?)についてです。反乱軍の秘密基地を攻めてきたあの、戦車と呼ぶにはどうしても?をつけてしまう、箱形の車体の下に長い4つ足がついている走るというよりは歩いて移動する、戦闘機械のことです。
 もちろん、ありきたりのものでは面白くないということで斬新なデザインをしたのだと思いますが、あれって、目にした瞬間に倒し方がわかってしまいますよね。どう考えても足をすくわれたら簡単に倒れてしまうというのがまるわかりです。
 案の定、反乱軍は戦闘が始まってからしばらくしてからというのはあまりにも間抜けですが、ワイヤーで足を縛って、倒しています。
 確かに雪上の戦いで、車輪というのはうまく動けない恐れがあるのですが、あの4つ足はないでしょう。あれは岩などがごつごつしている荒地用のスタイルですよね。やっぱり雪上はキャタピラーでしょう。
 もう1つツッコミを入れたいのは、ルークの修行の短さです。
 ルークは、ホスの基地からの脱出のついでにダゴバへ行きました。それから、ソロ一行の危機を察知(なんと都合のいいフォース)し、必ず帰ってきて修行の続きをすると無理やり(ヨーダはやっぱりこいつはだめだと思っています。)約束して、雲の惑星べスピンへ向かいます。
 この間、いったいどれだけの時間がたっているのでしょうか、ミレニアム・ファルコンは、実は脱出の途中です。帝国軍の戦艦に追われ、小惑星群に紛れてまいたと思ったら、再び発見され、機転を利かせて姿を隠し、そこからべスピンへ向かいました。そしてべスピンにたどり着いて、次の日ぐらいでしょうか、危機に陥るのは。この間何日もたってないでしょう。多く見積もっても1週間(地球時間で)ぐらいですかね。
 この期間って、ジェダイ・マスターへの修行としてはあまりにも短すぎるでしょう。はっきり言って、修行の入り口に立っただけですよね。だって、「1」から「2」の間、地球時間にして10年位ありますが、あのかわいかったアナキンが憎たらしい青年になるぐらいの期間ですが、その間、アナキンは修行を続けていて、まだパダワンだったんですよね。(まあ、意地悪なベテランジェダイたちに認められていなかったこともありますが。)それを考えると、ルークの修行って………。ね、ほんの入り口でしょ。シリーズが長く続くのはいいけど、設定が転々とするのは困りますね。

SW5-3

 ということで、大大大大ヒットシリーズの第2弾で第5作を順番通りに紹介しました。
 では、次回はいよいよ、シリーズ最終作だと思われていた、長かったアナキン・スカイウォーカーの物語の最終作を紹介することになるのかな?





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Last updated  2016.04.21 16:22:14
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