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2018.07.12
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カテゴリ: 主婦のつぶやき
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父が亡くなった。



枯れるような穏やかな死だった。


6月末にそう長くはないとの知らせを受けていたが
病院に行ったのが7月2日。
声をかけても反応はほとんどなかったが

「●●子よ」

と耳元でいうと何やら分かったような様子。
手足をさすったり目やにを取ってやったりして午後3時過ぎに帰途に就いた。
夕方6時過ぎに家に着いたが 10時前

病院からの連絡で駆け付けた
息子夫婦、姉妹、甥たちに見守られ静かに逝ったそうだ。
私もたまたまその日に行けて生きている最後の父に会えて本当によかった。
(はじめ4日に行く予定だったのだ)


入院2か月。
6月末に療養病棟に移るとき
今後どういう治療を希望するのか病院から聞かれ、
弟とも相談し、日頃の本人の希望に沿って

​延命治療はしないことにした。​

これは当然積極的な治療や栄養補給をしないことは理解していたが
見舞いに行くと呼吸器だけで点滴器具もないので
水分はどうしているのかと聞くと

濡らしたガーゼで口の中を拭くだけということだった。


延命治療をしないということは、具体的には

​水分を断って自然に枯れるのを待つということなのだ​

と初めて知った。


最後の見舞いの前夜
実家に遺影用のいい写真がないので


最近私も写真を撮ることがないので慌ててバッテリーの切れていたデジカメの中を捜して
翌朝近所の写真屋に開店一番で飛び込んで
8年前、実家で父の姉妹たちと撮った写真をプリントして持って行った。

写真を撮るといつも苦虫を噛み潰したような表情になる父が
珍しくかすかに口元に笑みをのぞかせている写真だった。
結局これが遺影となって会葬者にはいい写真だと言ってもらえた。


​親不孝娘が最後にできた親孝行だったね。​





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Last updated  2018.07.12 11:37:20
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