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2005.10.08
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カテゴリ: ★★
ER担当の医師ジョー・ダロウ(ケビン・コスナー)と小児科に勤務するエミリー(スザンナ・トンプソン)は誰もが羨む幸せな夫婦。
エミリーが子供に恵まれた事を知ったジョーは正に幸せの絶頂だった。

ある日、エミリーの元にベネズエラへの医療ボランティアの依頼がきた。
妊婦であるエミリーを気遣ってジョーは参加を止めるよう説得したが、医師としての責任感の強いエミリーはジョーの反対を押し切って出掛けてしまう。

遠くベネズエラで不運にもエミリーが乗っていたバスは豪雨の中、崖から転落する。
そしてエミリーは他界してしまうのだった。

愛する妻の突然の不幸、更には彼女の遺体が見つからなかった事も重なって、現実を受け入れられないジョー。
ジョーは今まで以上にストイックに、文字通り不眠不休で仕事に打ち込んだ。
一心不乱に働くジョーを見て、上司や周囲の人々は心配し彼に休暇を取るように説得する。


妻エミリーはジョーに、いつか小児癌病棟を見に来てね、と約束していたのだった。

約束を想い出し小児ICUへやって来たジョーの元に瀕死状態の少年ジェフリー(ロバート・ベイリーJr.)が運ばれてきた。
そこでジョーは奇妙な体験をする。
瀕死状態の彼が『ジョー、ジョー!』と自分を呼んでいる気がしたのだ。 

翌朝、幸運にも一命を取りとめたジェフリーの元を見舞うジョー。
ジェフリーはジョーに、エミリーからの伝言があるという。
そして波打つ十字架のような不思議な絵を差し出した。

それからというもの、ジョーの周囲では不可解な事が起こり始める。
そして更にジェフリー以外の小児癌の患者を見舞ったジョーに、少年は例の十字架のような絵を指差し、こう伝えた。
『エミリーが虹の中に来て欲しいって言っているよ!』

ジョーは信頼する隣家の弁護士ミリアム・ベルモント (キャシー・ベイツ)に相談する。


キャシーは現実に目を背けるジョーを心配し、妻の死を受け入れて人生を歩みだすよう説得する。
ジョーは最初こそ彼女の説得を受け入れなかったが、次第に自分が精神的に病んでしまっているかもしれないと疑い始めた。
そしてジョーはようやく現実を受け入れて前に進もうとするのだが・・・。


本作は観たい映画が無かったので、たまたま借りたのですが・・・面白かったです♪
感動作というよりちょっとホラー系かな?という先入観がありましたし、正直言ってケビン・コスナーは特に好きではないので興味がなかったんですよね。^-^;


そもそも前半でドキドキさせる演出が必要だったのかは分かりませんが・・・。-_-

愛する人の突然の他界。僅かな可能性すら信じてみたい心境になっても不思議ではないですよね。
悩みつつもなかなか現実を受け入れられないジョーを演じたケビン・コスナーの演技には非常に好感が持てました。
それから隣人を演じたキャシー・ベイツ。彼女をキャスティングしたのは素晴らしかったと思います。

ラストには涙を誘われます。T-T

コーリング

★★☆☆☆
総合評価
監督のトム・シャドヤックは代表作に名作『パッチ・アダムス』があります。
他に『ナッティ・プロフェッサー』、『ライアー・ライアー』など。





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最終更新日  2005.10.08 13:35:17
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