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佐々部清監督作品
【出演】田中麗奈・麻生久美子・藤村志保・伊崎充則・堺正章 他
命を繋ぎとめるかのように、
ひとつの髪飾りを女たちが代わる代わる使いながら生きていくのが印象的。
広島に投下された原爆によって被爆したが生き延びた姉を麻生久美子さん、
水戸に疎開していて難を逃れた弟・旭青年が伊崎充則くんでした。
お姉さんには、『死んだ妹の分も私が生きるんだ』 と考えて欲しかった。でも、そうできない何かをアタシごときに分かるはずもありませんね。
伊崎くんが演じている旭青年は、なんてやさしい声を出すのでしょう。お姉さんに。お母さんに。好きな人に。
アタシの弟もそんなふうでいてくれたら、もっと好きでいられるのにと思った。
(映画と関係ないケド)
あの子は気難しい。。。
でも、あの親の息子にしては良い子に育ってくれたとは思う。
血なんだからしかたない。
血なんだから。
この映画は「夕凪の街」と「桜の国」の2つの物語からなっていて、
「桜の国」の記憶をたどるようにして見せてゆく感じに、宮崎駿監督の「おもひでぽろぽろ」を思い出したりしてしまった。
原爆が落とされたのは昔のことでも、
それに侵された血は絶えることなく続いて、今も亡くなっていく人たちがいる。。。
“血は繋がっていて消すことはできない” と思い知らされた作品でした。
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