【番外編】コールガール
「コールガール」 はこちらです。
「続・コールガール」 はこちらです。
たくさんのご意見ありがとうございました。
結構、有名な話だったんですね。
みなさんの方がよくご存知かもしれませんね。
私があの一件について、最初に思ったのは、
とにかく同じ人間であるにも係らず、
生まれてきた環境によってなぜこんなにも生きていく上で
待遇に差異があるのかということです。
そして、少女売春というものが白昼から公然と行われている
現実を目の当たりにし、深い憤りと悲しみを感じました。
人間としてあるまじき行為。
彼女達よりも幸福な人、不幸な人たくさんいる。
でも、そんな事言ったってキリがない。
現地のガイドが言った。
少女売春を自らすすんでやる子はいない。
親が借金の肩代わりに我が子を突き出すケースもあるらしい。
先にお金だけもらい、娘を売る。
「彼女達の収入はそりゃ高額で、裕福な暮らしをしているんだ。」
理屈とか背景とかどうでもいい。
誰が悪い？社会が悪い。国が悪い。
そうかもしれない。
だけど、ただ、私はむなくそ悪いんだ！！悲しいんだ！！
社会的弱者である彼女達が搾取される事が堪らなく悲しい。
しかし、それでも彼女達は腰をどっかり据えて
生きている。
貪欲にひたむきに生きている。
ああ、彼女達の笑顔が苦痛にゆがむことのないように・・
そして、今、そして、将来、彼女達が幸せであるように・・・
※私自身、誰かに説教たれるほど、
ご立派な人生を歩んできたわけじゃないです。
でも、あの彼女の苦悶の表情を思い出すたび、
やるせない気持ちがフツフツと湧いてくるのです。
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