オーロラの瞳

オーロラの瞳

ことわざ/人間(性格・人柄・態度)

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   ああ言えばこう言う
   (ああいえばこういう)
    └相手の意見を受け入れずに、あれこれと理屈を並べたり、
     言葉尻をとらえたりして、口答えすること。

   青菜に塩
   (あおなにしお)
    └青菜に塩をかけると水分が抜けて萎れてしまうことから、
     急に元気をなくしてしょんぼりしてしまうさまをいう。

   灰汁が強い
   (あくがつよい)
    └「灰汁」は、灰を水に溶かして上澄みをすくった汁で、洗
     濯や染物に用いた。また、植物に含まれる渋みのある液の
     こと。渋みが強い。転じて、人の性格やものの考え方、表
     現のしかたなどに特有の癖やどぎつさがあること。

   石に漱ぎ流れに枕す
   (いしにくちすすぎながれにまくらす)
    └負け惜しみが強く、理屈をこじつけて自分の間違いを言
     い逃れること。

   石部金吉鉄兜(いしべきんきちかなかぶと)
    └「石部金吉」は、頑固なものを代表する擬人名。「石」と
     「金」を組み合わせたような堅い人が、さらに「鉄兜」を
     かぶっているという意味。きまじめで堅い一方の人、融通
     のまったく利かない人のこと。

   馬の耳に念仏
   (うまのみみにねんぶつ)
    └馬に御利益のある念仏を聞かせても、ありがたみはわか
     らないことから、人が意見してもまったく効き目のない
     ことのたとえ。

   鬼の首を取ったよう
   (おにのくびをとったよう)
    └大手柄を立てたかのように喜び、得意があるさまをいう。

   お山の大将俺一人
   (おやまのたいしょうおれひとり)
    └仲間うちの小さな世界で一番になり、偉ぶっている人。小
     さな成功で得意があるさま。

   蛙の面に水
   (かえるのつらにみず)
    └蛙は顔に水をかけられても平気でいる。どんな仕打ちにあ
     っても、何も感じず平気でいるさま。人からのひどい扱い
     に鈍感なこと。

   四角な座敷を丸く掃く
   (しかくなざしきをまるくはく)
    └すにずみの細部まで気を配らず、物事をいい加減に行う
     たとえ。また、横着を決め込んで仕事の手を抜くこと。

   重箱で味噌を擂る
   (じゅうばこでみそをする)
    └四角い重箱で味噌をすると隅にすり残しが出ることから、
     細かい点にこだわらないことのたとえ。また、外見は立
     派でも用途にふさわしい器でなければ役に立たないとい
     うたとえにもいう。

   重箱の隅を楊枝でほじる
   (じゅうばこのすみをようじでほじる)
    └本質、本題とかけ離れた、取るに足らない小さなことを
     問題にしたり、詮索したりすること。

   正直の頭に神宿る
   (しょうじきのこうべにかみやどる)
    └正直な人には、必ず神の加護があるということ。「神は
     正直の頭に宿る」ともいう。

   正直貧乏横着栄耀
   (しょうじきびんぼうおうちゃくえよう)
    └「横着」は、押しが強くてずる賢い者の意。正直者は正
     直であるがために、貧乏な生活に甘んじているのに対し、
     悪いことでも平気でやるような横着者は不当に利益を得
     るなどして、おおいに栄えているということ。

   正直者が馬鹿を見る
   (しょうじきものがばかをみる)
    └正直な人は、悪賢く立ち回ることをせずに、法律や規則
     などをよく守るために、かえって損をしたり不自由な思
     いをすることがあるということ。

   知らぬ顔の半兵衛
   (しらぬかおのはんべえ)
    └知っていながら知らぬふりをすること。また、そうす
     る人。「平気の平左衛門」などと同様、末尾に人名を
     つけてしゃれたことば。

   竹を割ったよう
   (たけをわったよう)
    └竹はまっすぐ縦に割れることから、さっぱりした性質で、
     曲がったところがなく、一本木の人を褒めていうことば。

   短気は損気
   (たんきはそんき)
    └短期を起こすと、器物を壊したり、まとまる相談がこじ
     れたり、相手といざこざを起こしたりして、結局自分が
     損をする。慎重な態度で物事に当たれという戒め。

   血も涙もない
   (ちもなみだもない)
    └冷酷で強欲な人をたとえていう。人間らしい感情にかけ、
     温かみも同情心もまったく持たないということ。

   面の皮の千枚張り
   (つらのかわのせんまいばり)
    └厚かましいことをいう「面の皮が厚い」の、その面の皮
     の千枚張りの意から、極めてずうずうしい人。厚かまし
     い人のこと。

   毒にも薬にもならぬ
   (どくにもくすりにもならぬ)
    └害もないが、益にもならない。いてもいなくてもどうで
     もよい人や物事のたとえ。

   煮ても焼いても食えぬ
   (にてもやいてもくえぬ)
    └どんな手段をもってしても手に負えない、したたか者を
     もてあますさまをいう。

   糠に釘
   (ぬかにくぎ)
    └糠に釘を打ちつけても効き目がないことから、何の手ご
     たえも効き目もないことのたとえ。

   暖簾に腕押し
   (のれんにうでおし)
    └暖簾を力いっぱい押しても何の手ごたえも感じないこと
     から、手ごたえや効き目がまったくなく、張り合いがな
     いことのたとえ。

   馬耳東風
   (ばじとうふう)
    └「東風」は、春風。冬が去って温かい風が吹けば人は喜ぶ
     のに、馬の耳に春風が吹いても馬は一向に感じる気配がな
     い。他人の意見や批評などをまったく心にとめないで聞き
     流すことのたとえ。

   一筋縄では行かぬ
   (ひとすじなわではゆかぬ)
    └通常の手段では思うようにいかないたとえ。一癖も二癖
     もある人や、極めて厄介な問題を扱うときに用いる。

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