オーロラの瞳

オーロラの瞳

ことわざ/人間(容姿・男女・老若)

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   薊の花も一盛り
   (あざみのはなもひとさかり)
    └薊の花はあまり見栄えがしないものだが、それでも花盛
     りには手折る人もいる。女性の顔かたちの悪さを薊にた
     とえ、年ごろになればそれなりに美しくなり、魅力が出
     るということのたとえ。

   あの声で蜥蜴食らうか時鳥
   (あのこえでとかげくらうかほととぎす)
    └時鳥は蜥蜴を食うとは思えないほどの、美しい声で鳴く。
     人の性格や物事は見かけによらないものということ。

   痘痕も靨
   (あばたもえくぼ)
    └愛する者の目には、醜いあばたもかわいいえくぼに見え
     るもの。ひいき目に見ると欠点も長所に見えるという意。

   色の白いは七難隠す
   (いろのしろいはしちなんかくす)
    └女は色が白ければ、多少の欠点があっても美しく見える
     ということ。女は色白のほうがとくだということ。

   鶯鳴かせた事もある
   (うぐいすなかせたこともある)
    └鶯は梅の枝でよく鳴くことから、女性の美しさを梅にた
     とえ、男性を梅に見立てていったことば。今は老女だが、
     若いころには魅力的で、男性にもてはやされたこともあ
     るという意。老女の述懐のことば。

   老い木に花咲く
   (おいきにはなさく)
    └衰えた者が再び勢いを盛り返すたとえ。

   老いたる馬は道を忘れず
   (おいたるうまはみちをわすれず)
    └人生経験豊かな人は、事にあたって判断を誤らないこと。
     また、代々主家に仕えた者が、受けた恩をいつまでも忘
     れないことのたとえ。

   老いては子に従え
   (おいてはこにしたがえ)
    └年老いてからは、何事も子供のいうことにしたがって生
     きていくほうがよいということ。

   男は閾を跨げば七人の敵あり
   (おとこはしきいをまたげばしちにんのてきあり)
    └男が外へ出て仕事をするときには、必ず多くの敵や競争
     相手があるものであるということ。

   男は度胸女は愛嬌
   (おとこはどきょうおんなはあいきょう)
    └男性には決断と勇気、女性には愛嬌が大切であるという
     ことを語呂合わせでいったもの。

   男やもめに蛆がわき女やもめに花が咲く
   (おとこやもめにうじがわきおんなやもめにはながさく)
    └「やもめ」は連れ合いを失った者、また独身者。一人暮
     らしの男は、家の中や身なりが不潔になるが、一人暮ら
     しの女は、むしろ身ぎれいにして男たちにもてはやされ、
     華やぐものであるということ。

   鬼も十八 番茶も出花
(おにもじゅうはち ばんちゃもでばな)
    └「出花」は、湯をついで出したばかりのお茶。醜い鬼の
     ような容姿の娘でも、年ごろになれば女らしい魅力が出
     てくる、また、粗末な番茶でも出花はおいしいというこ
     とから、何でも盛りは美しいものであるということ。

   女心と秋の空
   (おんなごころとあきのそら)
    └女心は秋の天候のように変わりやすいものだということ。

   女賢しうして牛売り損なう
   (おんなさかしうしてうしうりそこなう)
    └女が利口ぶってでしゃばりすぎると、売れるはずの牛も
     売り損なってしまう。利口ぶる女はとかく目先の小さな
     ことにとらわれて大局を見失い、失敗しやすいものであ
     るということ。

   女三人寄れば姦しい
   (おんなさんにんよればかしましい)
    └女性はおしゃべりだから、三人も寄り集まればやかまし
     いということ。「女」を三つ書く漢字の「姦」を「かしまし
     い」と読むところからできたことわざ。

   女は三界に家なし
   (おんなはさんがいにいえなし)
    └「三界」は俗界・色界・無色界の、人にとっての全世界
     を意味する仏教用語。女には広い世界のどこにも安住で
     きる所がないということ。

   解語の花
   (かいごのはな)
    └ことばが理解できてしゃべる花。美人のたとえ。

   麒麟も老いては駑馬に劣る
   (きりんもおいてはどばにおとる)
    └「麒麟」は、一日に千里走るという駿馬。「駑馬」は、足
     ののろい馬。どんな名馬でも、年をとれば駑馬にも勝て
     なくなる。転じて、優れた人物も年老いて衰えると、凡
     人にも劣るというたとえ。「老いては麒麟も駑馬にも劣る」
     ともいう。出典は「戦国策」。

   女子と小人は養い難し
   (じょしとしょうじんはやしないがたし)
    └女と身分の卑しい下々の者は、近づけば不遠慮になり、
     遠ざければ恨みを抱くので、非常に扱いにくいもので
     あるということ。封建時代にいわれたことば。

   姿は作り物
   (すがたはつくりもの)
    └容姿は着る物や化粧によって、どのようにでも作ること
     ができるものだということ。

   蓼食う虫も好き好き
   (たでくうむしもすきすき)
    └辛い蓼の葉を好きで食う虫がいるように、人の好みもい
     ろいろであることをいう。

   立てば芍薬 座れば牡丹
   (たてばしゃくやく すわればぼたん)
    └美人の姿を花にたとえたことばで、「歩く姿は百合の花」
     と続ける。

   炭団に目鼻
   (たどんにめはな)
    └色が黒くて目鼻立ちがはっきりしない顔。不美人の形容。

   卵に目鼻
   (たまごにめはな)
    └女性や子供の、色白でかわいらしい顔だちの形容。

   年寄りの冷や水
   (としよりのひやみず)
    └若者のように冷たい水をやたら飲んだり浴びたりする
     など、年寄りが年齢にふさわしくない行動をとること。
     また、その結果無理をしてしくじることのたとえ。

   掃き溜めに鶴
   (はきだめにつる)
    └「掃き溜め」は、ちり、ごみの捨て場。汚い掃き溜めに
     いる清らかな鶴の意。悪い環境に、似つかわしくない美
     しいものや優れているものがいること。その場所に不相
     応な、優れた人間が現れることのたとえ。

   顰に倣う
   (ひそみにならう)
    └事の善し悪しを考えないで人まねをすることのたとえ。転
     じて、自分も他人に倣って同じ行動をとることを謙遜して
     いうときのことば。「西施の顰みに倣う」ともいう。

   人は見かけによらぬもの
   (ひとはみかけによらぬもの)
    └人間の本心や人柄の善し悪しは、外見からは判断できな
     いものである。人は外見からはうかがい知れない意外な
     一面を持っているということ。

   見目より心
   (みめよりこころ)
    └「見目」は、顔かたちが美しいこと。人は容姿が美しいこ
     とよりも、心が美しいことが大切であるということ。

   目は口ほどに物を言う
   (めはくちほどにものをいう)
    └目つきは口で言うのと同じくらい、相手に気持ちを伝え
     ることができるということ。

   目は心の鏡
   (めはこころのかがみ)
    └目は、人の心の内側を映し出す鏡。目を見れば、その人
     の心の正邪がおのずとわかるということ。

   夜目 遠目 笠の内
   (よめ とおめ かさのうち)
    └女性は夜見たり、遠くから見たり、笠をかぶっているの
     をのぞいて見るとき、実際より美しく見えるということ。

   柳眉を逆立てる
   (りゅうびをさかだてる)
    └美人が、怒って柳の葉のように美しい眉を釣り上げるさ
     ま。「柳眉を蹴立てる」「柳眉を釣り上げる」ともいう。

   老馬の智
   (ろうばのち)
    └経験を積んだ者は、物事の方針を誤らないということ。
     老いた馬は道に明るい「韓非子」の故事から。

   六十の手習い
   (ろくじゅうのてならい)
    └六十歳になって字を習いはじめること。晩学のたとえ。
     年とってから習い事や学問をはじめることをいう。

   若気の至り
   (わかげのいたり)
    └年が若いため、血気にはやって無分別な行動をとること。

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