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オーロラの瞳
ことわざ/成否・比較編(運不運 苦楽 変転)
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飛鳥川の淵背
(あすかがわのふちせ)
└飛鳥川(奈良盆地南部を流れる川)は、水流の変化が甚だ
しく、淵(深い所)と瀬(浅い所)が変わりやすい。世の中
のことや人の境遇の移り変わりが激しいことのたとえ。
鼬の道切り
(いたちのみちきり)
└鼬は敵に追いつめられて危険が迫ると、尻から悪臭のす
る液体を放って敵をひるませて逃げることから、進退窮
まったときに非常手段に訴えて打開しようとすること。
最後になって醜態を演じるという意味もある。
一寸先は闇(の夜)
(いっすんさきはやみ(のよ))
└「一寸先」は、ほんの少し先の未来の意。未来は闇の中
にあるようなもので、ほんの少し先であっても何が起こ
るか前もって知ることはできないという意。未来のこと
は、まったく予測できないというたとえ。
有為転変は世の習い
(ういてんぺんはよのならい)
└「有為」は仏教用語で、因縁によるこの世のすべての事
象。移り変わりが激しいのはこの世の常である意。
有卦に入る
(うけにいる)
└よい運が当分続きそうなことをいう。
運は天にあり
(うんはてんにあり)
└人間の運は、すべて天命によるものであるから、いかに
あがいたところで人の力ではどうすることもできないと
いう意。結果はどうあれ運を天にまかせてとにかくやっ
てみようということ。
勝つも負けるも時の運
(かつもまけるもときのうん)
└勝ち負けは決して実力だけで決まるものではなく、その
ときの運に左右されることが多いという意。
禍福は糾える縄の如し
(かふくはあざなえるなわのごとし)
└禍と福は、まるでより合わせた縄のようなものである。
禍福は表裏一体で、災いが転じて福となったり、福が災
いのもとになったりするものであるというたとえ。
勧善懲悪
(かんぜんちょうあく)
└行いの善い者を褒め、行いの悪い者を懲らしめること。略
して「勧懲」ともいう。
昨日の友は今日の仇
(きのうのともはきょうのあだ)
└昨日まで親しかった友が敵になるの意から、人の世の離
合・去就が当てにならず、定まらないことをいう。「昨
日の友は今日の敵」ともいう。
昨日の淵は今日の瀬
(きのうのふちはきょうのせ)
└昨日まで深い淵だった所が、流れの変化によって今日は
浅瀬に変わってしまうこと。世の中の浮き沈みや人生の
移り変わりが激しいことのたとえ。
苦あれば楽あり 楽あれば苦あり
(くあればらくあり らくあればくあり)
└人生の苦楽は繰りかえされるものであるから、悲観せず油
断せず努力せよということ。
苦は楽の種
(くはらくのたね)
└現在の苦労が、将来の幸福のもとになるという意。「楽
は苦の種」と並べて使われることもある。
孔子も時に会わず
(こうしもときにあわず)
└孔子は豊かな才能を持ちながら、時勢に合わず不遇であ
った。どんなに有能な人であっても、好機に恵まれず、
不遇に終わることがあるということ。
塞翁が馬
(さいおうがうま)
└人生では何が幸せになるか、また何が不幸せになるかわか
らない。幸不幸のたびに喜んだり悲しんだりすることはな
いということ。
皿嘗めた猫が科を負う
(さらなめたねこがとがをおう)
└魚を食べた猫は逃げてしまい、あとから来て空の皿をな
めた猫が捕まってひどい目に遭うということ。大悪人や
主犯は捕まらずに、手先となったり、かかわりあった小
物ばかりが捕らえられて罰を受けることのたとえ。
失敗は成功の基
(しっぱいはせいこうのもと)
└失敗しても、その原因を明らかにして改善していくこと
が成功へとつながる。失敗を恐れることはない、成功の
前には幾度もの失敗があるという教え。
棄てる神あれば拾う神あり
(すてるかみあればひろうかみあり)
└世の中はよくしたもので、見捨てて相手にしてくれない
人もいるが、一方で助けてくれる人もいる。世はさまざ
まだからくよくよすることはないということ。
滄桑の変
(そうそうのへん)
└青海原が桑畑になってしまうような、大変化の意。世の
中の移り変わりの激しいことのたとえ。
大吉は凶に還る
(だいきちはきょうにかえる)
└幸運な吉も大吉までいくと、かえって凶に近くなるとい
う意。万事好調なときでも、油断、安心はできないとい
う戒め。
月満つれば則ち虧く
(つきみつればすなわちかく)
└「虧く」は「欠ける」のこと。月は満月になると、やが
て欠けていくという意味。物事は絶頂期を迎えると、そ
の後は衰えていくということのたとえ。また、栄華を誇
りおごり高ぶることを戒めることば。出典は「史記」。
始めるものは必ず終わりあり
(はじめるものはかならずおわりあり)
└物事には必ず始めと終わりがある。生あるものは必ず死
に、栄える者も必ず滅びるという道理を説いたことば。
降れば必ず土砂降り
(ふればかならずどしゃぶり)
└雨が降れば、度を過ぎて土砂降りになってしまうように、
何事か起きると、決まって運がないというたとえ。
負けるも勝つも運次第
(まけるもかつもうんしだい)
└勝負は、時の運によって決まるということ。
満つれば則ち虧く
(みつればすなわちかく)
└月が満月を過ぎれば、次第に欠けていくように、人も栄
華を極めると、あとは衰えていくだけということ。「満
つれば」は「盈つれば」とも書く。
世の中は三日見ぬ間の桜かな
(よのなかはみっかみぬまのさくらかな)
└桜の花が三日見ないうちに散ってしまうように、世の中
の移り変わりの激しいことをいう。江戸時代の俳人・大
島寥太の句。単に「三日見ぬ間の桜」ともいう。
楽あれば苦あり
(らくあればくあり)
└楽をしたあとには苦労がある。苦楽は相伴うものである
ということ。また、今苦労しておけば、いつか必ず安楽
な日が来るという意味で「苦あれば楽あり」ともいう。
楽は苦の種 苦は楽の種
(らくはくのたね くはらくのたね)
└楽からは苦が、苦からは楽が生じるものだということ。
目先の楽に安心していると、あとで苦労しなければなら
ず、逆に今苦労しておけば将来は楽をすることができる
という戒め、励ましのことば。
禍を転じて福となす
(わざわいをてんじてふくとなす)
└身にふりかかった災難をうまく処理して、かえって幸せ
になるようにすること。出典は「戦国策」。
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