Lake Moraine ~Book Cafe~

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2010.09.05
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久々の伊坂作品 

 妻を殺され復讐を誓っている「鈴木」
 ターゲットに自殺をさせる殺し屋「鯨」
 ナイフ使いの殺し屋「蝉」

 この三人の視点から
 語られるノンストップ ピカレスクストーリー

 三者の視点から物語がすすみ最後には
 一点に終息していく スピーディな展開や


 各自の呼び名の判子がぽんっと捺印されている
 遊び心は楽しいのですが、、

う~ん 
 殺し屋二人の理念には当然ついていけないし
 唯一 闇社会と読者をつなぐ存在である
「鈴木」の存在感や使命感にもあまり納得がいかず

 美味しいところは全部 「押し屋」がもっていって
 しまって、、、、 ずるいな~と 

 読んでいる最中は どんどん読み進めていけるものの
 私的には さして印象に残らなかった作品でした。。

 そういえば これ 舞台が仙台じゃない、、

グラスホッパー

グラスホッパー

価格:620円(税込、送料別)




【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。






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最終更新日  2010.09.06 03:04:19
コメント(2) | コメントを書く


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Re:グラスホッパー by 伊坂 幸太郎(09/05)  
ふゆゆん  さん
実は、伊坂さんの小説一冊も読んでないんですーー(こそっ)

これはあまり残らなかったんですね?

そう言えば、鴨とコインロッカーに出ていた本屋さんが
閉店撤退してしまいましたーーー(′;ω;`)

うちの近所にまともな本屋がなくなり、
なんて文化レベルが低いのかとか、
本屋やって行くのが大変なんだろうなぁとか
色々思いました。

実際アマゾンで注文すると本もCDも早いですし。
便利って難しい問題になるんですね。


(2010.09.06 21:52:20)

ふゆゆんさんへ♪  
Lake Moraine  さん
そうでしたね。 仙台に近いふゆゆんさんなら 
仙台舞台の伊坂作品なら一層面白みも増すのでは、、、

本屋さん閉店というのは 残念ですね。通販というのは
便利ですが 書店をぶらぶらというのは 多大なる楽しみ
ですものね。 とはいいつつ なかなか欲しい本置いている
ところがなかったりで アマゾンを頼って ご近所の
本屋が少なくなる~ ああ~悪循環 (2010.09.08 16:24:47)

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