楽しいこと見~つけた!!

楽しいこと見~つけた!!

【3歳半】



クラスの先生は4人。年配の先生から、若い先生までそろっていて、どの先生も、意欲と自信に満ちた頼もしい存在でした。
担当の先生は、男の先生のH先生で、youちゃんのことをとてもかわいがってくださり、先生との関係の中で、相手を意識したり、相手の意図を感じたり・・・と言うことを、大事に育ててくださいました。

マムは、その頃、癲癇の発作が出始め、どんどん健常児と違う育ち方をし始めたyouちゃんに、パニック状態で、頻繁に先生に電話をしては、安心をもらっていました。パパとは、まだ、youちゃんに対する考え方も、思いも違っていたので、先生に相談したことを、パパに話しては、少しずつ理解してもらっていました。でも、毎日の子育ては、しんどくて、目が合わない、言葉も無い、マムの思いなんか知らん顔で、自分の思う方に走っていっちゃう・・・そんなyouちゃんを、見ていることさえつらい日々が続き、結局、パパにも子育てに参加してもらいました。
それに、育児書に載っていない常識破りの子育てに、心身ともに疲れていたマムには、youちゃんの寝てくれないのにも、疲れ果てていました。
毎夜毎夜、11時になっても12時なっても寝ない・・・たまに、9時ごろ寝てくれたかと思うと、2時ごろに起きだして4時過ぎに寝入ってしまう。そんな日々に、体が疲弊して、1週間寝込んだことさえあります。
もう、何もかもがイヤで、何もかもを投げたしたいような思いを抱えて子育てをしていました。
マムが育てたんじゃ、youちゃんは育たない!!何をどうやったら育つのか、もう分らない!!・・・本当にがけっぷちのようなぎりぎりのところで子育てをしていたのです。

そんなある日、草笛学園の保護者会で、先輩お母さんのお話を聞きました。
すでに、就職をされた自閉症の方のお母さんでした。
その方のお話される幼児期の子育ては、まるで、今のマムの子育てでした。でも、今のその方は、泰然としていて、将来を見据えて子育てをしている余裕のあるお母さんでした。
そのお話を聞いたときに、「そうか、今はこんな頼りないマムでもいいんだ!!でも、この草笛学園で、いろんなことを学んで、子育てしていたら、いつかマムだってあんな風になれるだろう。」
ま、人としての許容量と言うのは、あるだろうから、あんな風に泰然と子育てできる人になるかどうかは・・・???・・・ですが、少しずつ、障害があろうと無かろうと、子どもを懸命に育てることで、その子の選択肢の中から、最大の幸福をつかみ取れることができたなら、人とは違う人生でも、それは不幸なことでは無いんだということが、見えてきていました。

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