楽しいこと見~つけた!!

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youちゃんのプライド





youちゃんは万事において、感情の表出がゆるやかで、穏やかなお人柄。
そして、こだわりも無く、パニックも無く・・・と思っていたのは、プライドに目覚める前のお話だったようです。



まだトイレトレーニング中のyouちゃんは、嘔吐ゲリゲリになったので、29日からの4日間、紙パンツで過ごしていました。水のようなウンチが出るのに、自分からトイレに行くことが無いわけだから、『紙パンツは当然だ』と、マムは考えていたんです。
もちろん、youちゃんは、不本意だろうが逆らわないと思っていました。

ところが、『大いに不本意』だったのです。
昨夜、寝る前に、『どうしても紙パンツはいやなんだ!』と、いつもの布パンツをはいたyouちゃん。
でも、やっぱり夜中に出てしまった。
しかも、水のようなウンチ。

思わず頭にきたマムは、「布のパンツをはく人は、トイレでウンチが出来る人だけよ!!」と、怒った。
すると、その後ベッドに入り、youちゃんが「いたいたいたいた(痛い)」と言い出したので、「大丈夫??おなかが痛いんだったら、トイレでウンチをしておいで」というと、マムと一緒にトイレに行き、ウンチをした。
「えらいえらい、そうよ~~、ウンチはトイレでするんよね。」と話した。



自尊感情が生まれたとき、それに気づいてやれなかったら、多分、マムは「トイレでおしっことウンチが出来ないんだから、下痢のときは紙パンツで過ごして!!」と、強制していただろう。
そして、youちゃんのプライドや思いや願いとぶつかり合って、思いが伝わらない歯がゆさに、youちゃんがパニックを起こしていたに違いない。



↑youちゃんのプライドのお話は、おねしょがちょっとだけおさまった頃、夜、紙パンツから布パンツに変えた時、M先生が教えてくださったこと。
(youちゃんが、6歳のお誕生日を迎えたばかりの頃だった)

その頃のマムは、布のパンツに変えたものの、連日おねしょをされちゃって、おねしょの洗濯物がたまらいから、先生に「紙パンツに戻しちゃだめ??」と愚痴っていた。ん??相談していた・・・。

M先生は、我が子の子育てを振り返りつつ、マムにこう教えてくださった。
「youちゃんにプライドがあるんだったら、やっぱり布パンツにしてあげるべき」だと・・・。
それは、我が子のおねしょに根気良く付き合った、おかあちゃん先生の力強い言葉だった。

マムは、その言葉に従ってよかったと思う。
そして、障害があろうとも、発達のバランスは悪かろうとも、『できる自分』を積み重ねたら、プライドを持つようになるんだと思った。
とかく、プライドを主張できない場合が多いだろう障害児君だもの、せめて、家庭だけは、彼のプライドを大事にしてあげたいなと思う。

・・・とはいえ、やはり、水ウンチの時には・・・、しかも、マムも嘔吐ゲリゲリでダウンしている時には、勘弁してもらうかもしれないけどさ・・・。

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