☆★終わりなき旅★☆~世界の旅行記~★☆   ☆☆~Endless Journey~☆☆     

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カテゴリ: Jordan








8月11日



2日前に白タクに乗って、オーストラリア人3人と一緒にシリアのダマスカスから国境を越えここヨルダンの首都アンマンにやってきた。(1人/約$10。所要4時間強)


※詳細は後日、別途にて





そして、私はそのままミニバスに乗りぺトラ遺跡があるワディムーサというヨルダン南部の町に向かい、そこで2泊してアンマンに戻ってきた。




ここアンマンは、イスラエルやイラクにもほど近く、またシリアやエジプトから出入りしてきた長期旅行者がかならず通る中東の要所でもある。





アンマンは、都市全体が丘陵上にありアップダウンやカーブした道路がとても細かく張り巡らされていて、その道を容赦なく無数のタクシーや市バス、車が慌ただしく走っており、かなり混沌とした猥雑な街だ。





そんな、イスラエルやイラクへのゲートの街でもあるアンマンにはある期待感を持ちながら、ちょっと憧れていた。



街自体はたいして見所も無く、むしろつまらないのだが、やはり日本人には超有名なあの安宿に行ってみたかったのだ。



AMM1
クリフホテルへと続く階段





そう、あのクリフホテルにやってきたのだ。





AMM2
3階がクリフホテル

AMM3
この看板が目印だ





AMM1


私は、この看板やこの階段を何年か前にテレビで見ていて、それを覚えていた。



それは、日本人旅行者がこの宿からイラクへと向かってしまい、そして、誠に遺憾ながら人質となって殺害されてしまった事件があり、その時に日本でも大きく報道されていて、この宿のことをよく覚えていたのだ。



そして、その時に彼のイラク入りを最後まで止めさせようと努力した、あのサーメル氏と会うことが出来た。



「Are you Mr,Samer??」



そして私は彼と固く握手をした。




彼に会えて感動した。




私には、彼に何ともいえないオーラのようなものを、そのとき感じた。



なぜ彼に会えて感動したのかは後日触れることとしよう。





さて、この日はワディムーサやダマスカスで出会った日本人旅行者たちと死海へ行くことになった。


本当は、前日のぺトラ観光や移動の疲れもあり、この日に行くつもりはなかったのだが、その時のノリで快諾したのだ。




しかし、疲れていながらも、彼らとそのメンバーで死海に行って本当に良かった。





サーメル氏にタクシーを手配してもらって、総勢7人でタクシー2台に分乗して、17時過ぎに死海へと向かった。(1台20JD。私は5JD。1$=約0.7JD)



標高700mほどのアンマンのダウンタウンから、車は快調にスピードを上げていった。



かなりの下り坂やカーブが続き、それは 2年前のアメリカ西海岸縦断ドライブ を思い起こさせるような、ワイルドで素晴らしい景色が続いた。



死海に入る手前で武装した兵士によるIDチェックが行われた。


右側は、イスラエルへと続く国境に向かうキングフセイン橋方面。


左側は、死海へと続く道だ。



ここでパスポートを持参していないと、その人だけ死海に入ることは出来ないのだ。


もちろん、サーメル氏や運転手が事前に確認をしてくれていた。




AMM4
間もなく死海が近づいてきた



出発から1時間ほど経ち、リゾートホテルや整備されたビーチが続くエリアを抜け、長期旅行者で資金に乏しい我々は、無料で入れる奥のビーチへと歩いていった。



AMM5
ゴミが散乱しているアンマンビーチの外れ



このビーチは無人で、勝手に入ることが出来るが、ゴミがかなり散らばっていて、お世辞にもビーチとはいえるものではなかった。



しかし、我々にはそんなことは関係なく、死海には代わりないこのビーチで存分に楽しんだ。



水際には、


AMM6
し、塩の結晶が!!


AMM7
水中にもこれほどの塩の塊がある



他のメンバーは我先へと死海に入っていった。



良く言えば冷静沈着な、悪く言えばつまらない人間の私は、まだ死海へ入るのをためらった。


なぜなら、サンセットの時間まではかなりの余裕があり、しかも、あまりにも強くて濃い塩分濃度のために皮膚が痛くなるとのことで、まだ早いと思った次第だ。


そして、当初はみんなのカメラマンとなり、またちょっとした貴重品管理係的な役割を果たした。


とはいっても、周りには数人の現地人しかおらず、死海まで来てわざわざ盗難をするような人たちではないと判断出来たので、神経質になる必要は全くなかった。




さて、私にもその時がやってきた。




確かに浮いた!!



AMM11
死海でお約束の『読書』


AMM8




そして、死海の海水を舐めてみると、やはり相当に塩辛くショッパかった。



サンセットは19時半くらいであった。



AMM9




AMM12
みんなで浮いた浮いた!!




有料シャワーの代わりに、我々は大きなペットボトルに水を詰め込んでクリフホテルから大量に持ち込んでいったので、それを使って全身に付いた死海の塩水を流した。



原始的な方法であるが、なかなか気持ちのいいものだった。





AMM10
イスラエル側の建物の灯りが見える





帰りのタクシーでは、死海やアンマン市内の夜景を存分に楽しんだ。




そして、クリフに戻ってからはみんなで近くのイラク飯屋ことイラキ食堂に行って死海ツアーの打ち上げをした。




楽しくて愉快な仲間たちのおかげで死海ツアーを満喫することが出来た。





ナイスな写真を撮りまくってくれた世界一周中の朴さん、ありがとう!

一緒に死海で浮きまくったみなさん、ありがとう!



ヨルダンの3大名物の



・ぺトラ遺跡
・死海
・そしてサーメル氏との出会い




これらを、ヨルダン入国後3日で早くも満喫してしまった私は、ここクリフホテルにて、陸路で行くのはとても困難な国へ向かうための18日深夜3時のフライトまでゆっくりと過ごすとしよう。







~旅行記の順番が度々前後してしてしまって申し訳ないです。諸事情により、また後日必ずもれなく過去の旅行記をアップしますのでお楽しみに!!~





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Last updated  2007.08.14 00:42:44


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