☆★終わりなき旅★☆~世界の旅行記~★☆   ☆☆~Endless Journey~☆☆     

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カテゴリ: Iran
前回の、『世界の半分、イランの真珠』イラン・エスファハーン大写真集!はこちら⇒


ここ、イランのエスファハーンに10日間も滞在したのは、もちろん街の雰囲気がかなり気に入ったからなのだが、もう一つ重要な理由があった。


やはり、長期滞在をするに相応しい安宿の存在である。


私は、アミーレキャビールという安宿に9泊していた。

この宿は、エスファハーンに唯一といっていい安宿で、ただですら少ないイランへの世界各地からの個人旅行者が集まる所だ。


私は、テヘランからの夜行列車で朝早くにこの安宿に着いた。


AMR1
9泊したアミーレキャビールホテル


どうやら、前日が満室だったらしく、まだ部屋が空いていなかった。


中庭に行ってみると、2人の日本人がそこに敷いてあった寝具のそばで座りながらガイドブックを読んでいた。

彼らは、超長期旅行者で、旅先で出会ったカップルだった。

超長期というのは、半年とか1年を超える旅行だということである。


2人は、前日部屋を確保出来ず、中庭に野宿させてもらったらしい。
しかも、中庭に泊まるにしては安くはない金額を払っていた。


そして、3人でその日の部屋を待っていた。

私はシングル希望で彼らはドミトリー待ちであった。

お昼のチェックアウトまでの間、何回か確認しに行ったのだが、なかなか空かなかった。


ドミトリーは結局1ベッドのみ空きが出て、シングルは空きが出なかった。

というか、すでに前の日からの先客が待っていたのだ。


最終的に、この日は私がドミトリーへ、彼らは中庭にある半地下ドミトリーに部屋を取ることになった。



数日後、5ベッドしかないドミトリーには、私と中庭で知り合ったカップルと、別のもう1組、計2組の超長期旅行者のカップルの計5人、日本人で占領することとなった。




私たち5人は、基本的にたまに一緒に食事に出かける以外は、日中は各々で行動していた。



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ご飯や魚、数種類の肉を皆でシェアー。イランで一番美味かった料理だ



夜になると、シャワーを浴びたり、皆で雑談をして、なかなか良い時間を過ごしていた。


カップル2組と一緒の5人部屋。


話だけ聞いたら、居心地が悪そうな気がするのかもしれないが、全くそんなことはなかった。


5人が5人とも、ほとんど気を使うことはなく、雰囲気や居心地の良い空間であった。

男3人は、ほぼ同世代で女2人はその少し下という丁度良い具合でもあった。


やっぱり、長期旅行者だけあって、私も含めその辺はお互い慣れていて、程よい距離を保ちながら良好な関係を築いていた。


結局、私はこの部屋に9泊した。(1泊=35,000リアル)

彼らも私とほぼ同じ時期にチェックアウトして次の街へと旅立って行った。



AMR2
10日間、左奥から2番目のベッドに世話になった


あの日から、もうすぐで半年になろうとしているが、他の4人はまだ旅を続けていることであろう。



今回の旅、イランの旅、エスファハーンでの旅をより良いものにしてくれたあの部屋と、あの仲間に感謝したい。





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エスファハーン郊外にあるアーテシュガー(拝火神殿)からの景色









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夜のエマーム広場で幻想的にライトアップされたモスク



一日の最後を、この素敵な雰囲気なエマーム広場で、私は毎日のように過ごしていた。



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夜でも馬車に乗ることが出来る


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夜遅くまでピクニックを楽しむ多くのイラン人ファミリー



21時や22時になっても、現地の若者たちや女性や子供たちも含めて、とても大勢の人々が夜のエマーム広場で素敵な夜の時間を満喫していた。




今夜は、どんな人と出会うのだろうか。

今夜は、どんな風にモスクが輝いているのだろうか。

今夜は、どんな素敵な雰囲気なのだろうか。



毎晩、ここへ来るのが楽しみで仕方なかった。



夜のエマーム広場で、噴水や綺麗に輝いているモスクを眺めながら芝生に座っていると、色んな人から話しかけられた。


現地の大学生や、おじさん、色んな子供たちや、さらに若い女性たちからも挨拶をされたり、質問を受けたり、楽しく雑談を交わしたりして、とても素敵な時間を過ごしていた。


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とても分かりやすい英語で話してくれた彼ら。その好奇心に溢れた目やとてもいい表情が印象的



ここでも必ず、

「Welcome to Iran!!」


と皆んなが挨拶してくれた。


この言葉は、いつどこで誰から何回聞いても、とてもとても嬉しいものであった。



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昼のエマーム広場は色彩鮮やか


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夜のエマーム広場はとても幻想的





『世界の半分』



という名に相応しい夜のエマーム広場。






この世界に2つと、こんなに幻想的で素敵な夜の空間はあるのだろうか。






いや、ないであろう。




今まで旅した約30ヶ国の中で最も綺麗で素敵な雰囲気な所の1つ。





『世界の半分』と呼ばれる意味が分かった。




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~まだまだイラン編、続く~







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Last updated  2007.12.19 21:25:21


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