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「この正月にお節を食べなかった人は? 」と言う問いに35人くらいの人が食べなかったと回答。
思った以上に多くてちょっと驚いたが、核家族化の進んだ昨今料理も作れない母が多いのも事実。
なおさらお節など作る人は少ないのだろう。
それでも一昔前なら、作らない人はお節を買ってくる・・と言う事もあったろう。
が、晦日も正月もデパート、スーパーが営業している昨今において、わざわざ保存食のお節を買う人が減ってきたのは当然かもしれない。
お節は本来保存食である。しかしそのメニューには全て意味があり新年を迎えるべく縁起を担いだいわれの品で構成されている。
験(げん)を担ぐ事に意味を持たなければ、七草がゆ(一年の無病息災)と同じようにお節はお正月に食べても食べなくてもどっちでもよい物になってきたのかもれない。
さて、マカプウ・ポイントですが、今回はマカプウ・ポイントの北側に位置するマカプウ・ビーチ・パーク(Makapu'U beach Park)からの紹介です。
マカプウ・ポイント(Makapu'u Point) 2 (パワー・スポット?)
マカプウ・ビーチ・パーク(Makapu'u beach Park)
マカプウ・タイド・プール(Makapu'u Tidepools)
マカプウ・ヘイアウ(Makapu'u Heiau)
カラニアアナオレ・ハイウェイ(Kalanianaole Hwy)マカプウ岬の峠の展望所
Waimanalo Beach Park Lookout
右がマカプウの岬の先端。
眼下がWaimanalo Beach Park
左がマカプウ・ビーチ・パーク(Makapu'u beach Park)
マカプウ・ビーチ・パーク(Makapu'u beach Park)

左、赤い屋根・・・シー・ライフ・パーク(Sea Life Park)
右の海岸縁がマカプウ・ビーチ・パーク(Makapu'u beach Park)
マカプウ・ビーチ・パークは、シー・ライフ・パークの場所・・と言った方が分かりやすい場所かもしれません。
マカプウ・ビーチ・パーク自体はわざわざ観光に来るような場所ではありませんでした。
かつては・・。
ところが 最近はここがパワー・スポットとして知れ渡りパワーをもらいに来たい・・と言う人達の間では人気のスポット
になっています。
シー・ライフ・パーク(Sea Life Park)
人気の観光スポット。水族館とアシカやイルカなどの海の動物によるショーがあるテーマパークです。小さいお子さん連れにはいいかもしれません。
マカプウ・ビーチ・パークの砂浜
見える島は通称ラビット・アイランド、正式名称はマナナ・アイランド(Manana Island)
岩礁だらけの海でも、必ず砂貯まりができ、そこが必ずビーチになっている所がハワイだな・・と思う。
ビーチ・パークと名の付く所は必ずライフ・ガード(Life guard)がいるようです。
マカプウ・ビーチ・パークからのマカプウ岬
マカプウ・ビーチ・パークはパワー・スポット・・と言う話をしましたが・・。
パワー・スポットと言う言葉は適当ではない気がします。
確かにここは古代ハワイアンにとって神聖な場所。
ここには漁業の神様を祀った神所があり、なぜか? ヒーリングスポットとして宣伝されています。
岩礁だらけなのでこうした潮だまり、タイド・プール(Tidepools)があちこちに。
マカプウ・タイド・プールとヒーリング・プール
最近、ここのタイド・プール(Tidepools)をヒーリング・プールと呼んでいるようです。
古代ハワイアンの人はここで瞑想し、悪い気を浄化した・・ヒーリング (healing)の場所だ。・・と最近のパワースポット関係の本に書いてありますが・・。
確かにここは古代ハワイアンの人達が海の神様に祈った神聖な場所ではありますが、
ヒーリング (healing)とはちょっと違うのでは? ・・と思います。
ヒーリング (healing)
・・・心身に働きかけて生命力・自己治癒力を引き出し,治癒・回復を促す活動。癒し。(三省堂提供「デイリー 新語辞典)
確かに場所的にとても気の流れの良い所だと思いますが・・。
さて、古代ハワイアンの人達が祀った神様はどこか?
位置関係を印してみました。
A・・本当の漁業の神を祀ったヘイアウの位置
B・・移動された現在の位置
C・・マカプウ・タイド・プール(Makapu'u Tidepools)
上のBが下の写真
マカプウ・ヘイアウ(Makapu'u Heiau)
クー・ヘイアウ(Kū Heiau)? などと板に書いてありましたがこれは 戦いの神クー・カイリモクではなく、漁師が祭るクウラのクーを祀った神殿
のようです。
実は戦いの神クーの存在が有名ですが、クーは現在29種類の クーの存在がわかっているようです。
戦いのクーを祀った神殿であるなら、そこは戦いの神の神殿であり、犠牲神殿となります。
従って生け贄が出される神殿となるのですが、ここはそもそもヘイアウの規模ではありません。
ここは漁業の神様クウラを祀った祭祀場。小さな神殿遺跡「コア」のようです。
こうした遺跡はハワイ全体で数千箇所あった
ようです。
写真下は男性の神(クー)を祀った石
ここには男性の神が宿る石と石垣、女性の神が宿る石と石垣が2組あります。
昇る太陽はクー、沈む太陽は女神ヒナとされ、クーとヒナは対で置かれるようです。
写真は下は女性の神(ヒナ)を祀った石
実は遺跡はこの二つだけではありません。それらしき積まれた石は複数あります。
写真の地図に記したAは、かつての場所だったと言います。
ここにどれくらいの規模の神殿、あるいはコアがあったのかは残念ながら計り知れません。
ところで、ヘイアウ、しかり、こうした神を祀った石垣の中には決して入ってはいけません。
本来ヘイアウは神に仕える神官と神に捧げる踊りを舞う男性のみが中に入る事を許された場所です。
一般人、特に女性は絶対中に入る事は許されません。これはカプ(禁忌)なのです。
今もいたずらに入る者には災いがある・・そう信じられています。
2012年7月12日
「2012年7月 ここはどこ? クイズ 3 (解答編1)」の中でヘイアウ(heiau)について少し触れているのでよかったら見てね ![]()
リンク 2012年7月 ここはどこ? クイズ 3 (解答編1) プオワイナ(Puowaina)
マカプウ・ポイントのトレイル
リンク マカプウ・トレイル(Makapu'u Trail) 1
リンク マカプウ・トレイル(Makapu'u Trail) 2 (マナナ湾・Manana Bay)
リンク カエナ・ポイント(Kaena Point) 魂がジャンプする場所
ノースショア(North Shore) 2016年08月14日
ハナウマ・ベイ(Hanauma Bay) 2 2013年12月23日
ハナウマ・ベイ(Hanauma Bay) 1 2013年12月20日