わたしのこだわりブログ(仮)

わたしのこだわりブログ(仮)

2013年06月04日
XML
カテゴリ: 旅行


ありきたりのロンドンではつまらないので、やはり、行った気になれるように普通は紹介しない細部にこだわり紹介することにしました。

ロンドン(London) 1 (テムズ川)

1802年ウィリアム・ワーズワース(William Wordsworth)
ヒースロー空港周辺
テムズ川(River Thames)とロンドン

国際線利用者数では世界一にして、イギリス最大の空港がヒースロー空港(London Heathrow Airport)(LHR)です。

その着陸直前の写真が下です。(機内から撮影したので色調調整しています)
pict-ロンドン 1.jpg

ちょっと驚く川と池?
pict-ロンドン 2.jpg
たぶん湿地帯を造成して農地や街があるのかも・・。

ヒースロー(LHR)は一応グレーター・ロンドン(Greater London)の西端にあります。
グレーター・ロンドンの総面積は1,572 km²と言うので、東京都(2,187km²)より小さいけど23区(621km²)よりは広い。ここも一応ロンドンなのです。

ヒースロー空港(London Heathrow Airport)(LHR)
pict-ロンドン 3.jpg
確かに都心までは1時間。成田よりは近いけどずいぶん田舎です。

グレーター・ロンドン(Greater London)
グレーター・ロンドン(Greater London)は特別区で、公式にはイングランド9つの州の1つとされているようです。
東京で言えば23区をさらに特別扱いしたようなところかな?

ファイル:London boundaries-da.svg
ウィキメディア・コモンズから借りてきました。

グレーター・ロンドン(Greater London)の回りを世界最長の環状道路と言われる「M25 motorway」と言う総延長117マイル (188 km)の環状高速道路が通っています。

pict-ロンドン 4.jpg
ヒースロー空港は使い勝手が悪い空港です。
ターミナルをつなぐモノレールでもあればいいのに、増設に増設を繰り返しこんなに広いのにロンドン市内行きバスターミナルは1カ所のみ。
どのターミナルからも遠くて乗り替えるだけでもどれだけ歩くか・・。

テムズ川(River Thames)とロンドン
ところで上の湿地を見ながらガイウス・ユリウス・カエサルのガリア戦記(ガリア戦争の遠征記録 第4巻 BC55年) 第1次ブリタンニア遠征が思い浮かびました。
かつてブリテン島はローマに支配されていた。

ロンドンの語源と言われるケルト語で「沼地の砦」ロンディニウム(Londinium)はローマ人が最初に築いた砦だったと言われています。

ロンディニウム(Londinium)・・・その意味は 「渡るには幅が広すぎる川」 それは「テムズ川」を指していた。

これもウィキメディア・コモンズからです。

実はもともと上流の川幅が狭い場所をテムズ川と呼び、 下流の渡るには幅が広すぎる部分をプロワニダ (Plowonida) と呼んでいたらしい

テムズ川(River Thames)はロンドンを海とつなぐエスチュアリー(estuary)三角州だそうで、カエサルもすでにガリア戦記の中でテムズと呼んでいたらしいが、ローマ帝国支配下のBC43年、 川が海の満潮時に潮が遡上して達した地点の川辺ににローマ軍は集落を形成。(現在は河口から90kmまで海水が遡上)
プロワニダ (Plowonida)の川辺の街はロンディニウム(Londinium)と呼ばれるようになった
ようです。

ロンドンの歴史はテムズ川無くして語れないのはそんな理由があるからなのでしょう。

テムズ川 ロンドン・アイとウエストミンスター橋
pict-テムズ川 4.jpg

ロンドン・アイから見たウエストミンスター橋
pict-テムズ川 1.jpg
国会と時計塔(ビッグ・ベン)方面

ロンドン・アイのカプセルの中から撮影
pict-テムズ川 6.jpg\
乗る前は晴天だったのに、長い順番待っていたら自分が乗ったときにいきなり曇り、頂上で雨に降られる・・と言う不幸が (Ω_Ω)

ウエストミンスター橋の袂からクルーズ船が就航
pict-テムズ川 2.jpg
途中から晴れてきたのですが、天気がネコの目のようにくるくる変わり、写真に統一性がでません ・°°・(>_<)・°°・

タワー・ブリッジ(Tower Bridge)
pict-テムズ川 5.jpg

訂正  タワー・ブリッジ(Tower Bridge)の上から下流方面を撮影(ガラス越しです)
pict-テムズ川 3.jpg

大英帝国が世界を制した18世紀、テムズ川は世界で最も交通量の多い河川になり、世界最大級の港湾になったそうです。
しかし、繁栄の一方、19世紀、産業革命期のテムズ川は工場からの排水や屎尿が垂れ流しとなり、汚臭でテムズ川辺にある国会議事堂では議会も開けなくて移転する・・と言うひどさだったそうです。

現在は下水は川には流れず下水管によりに海に廃棄されていると言う事です。

Back number


ロンドン(London) 2 (テムズ川に架かる橋 1)
リンク ​ ロンドン(London) 3 (テムズ川に架かる橋 2)
リンク ​ ロンドン(London) 4 (タワー・ブリッジ 1)
リンク ​ ロンドン(London) 5 (タワー・ブリッジ 2)
リンク  ​ ロンドン(London) 6 (バトラーズ・ワーフ)
リンク ​ ロンドン(London) 7 (シャッド・テムズのカフェレストラン)
リンク ​ ロンドン(London) 8 (シティの紋章)
リンク ​ ロンドン(London) 9 (テンプル教会 1)
リンク ​ ロンドン(London) 10 (テンプル教会 2 Banker)
リンク ​ ロンドン(London) 11 (テンプル教会 3 中世の騎士)

リンク ​ シティのパブ The Edgar Wallace 
リンク ​ ケルト(Celt) のドラゴン
リンク ​ ロンドン(London) の地下鉄(Underground)
リンク ​ ビクトリア& アルバート博物館 のカフェテリア

リンク ​ 英国のEU離脱の失敗 ・ ウェストミンスター宮殿






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2021年10月31日 02時34分17秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: