ゆるゆる★アーユルヴェーダ

ゆるゆる★アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダとは・・・



かなりむずかしい話になるので「ファンタステック アーユルヴェーダ」(蓮村 奮 著)の本から抜粋し説明をしていきたいと思います。
だめだ・・・とくじけそうな人は読み飛ばしても大丈夫です。好きな所から読み始めてくださいね・・・。

『アーユルヴェーダ』とは「アーユス(ayus)」と「ヴェーダ(veda)」の2つのサンスクリット語から成り立っています。
直訳すると「アーユス」=「生命」と「ヴェーダ」=「科学」になるそうです。

この、アーユルヴェーダの世界では物質が5つのエネルギーの組み合わせで出来上がっているとしています。
『空』『風』『火』『水』『地』
この5つです。

そして、この5つの要素は通常3つに集約されています。
『空』と『風』を合わせて【ヴァータ】
『火』と『水の一部』を合わせて【ピッタ】
『水』と『地』を合わせて【カパ】
この3つの質が組み合わさって物質が出来上がっています。

【カパ】は構造、形、重さの質を持ちます。
【ピッタ】はメカニズム、エネルギー、変換という質を持ちます。
そして【ヴァータ】は機能、動き、連絡という質を持ちます。

本から抜粋して電話機を例に説明をしていきます。
電話機の本体を思い浮かべてみてください。

電話機の本体はいろいろな『形』をしています。たとえば四角、丸型、小さい、大きいなどです。そして物質の『重さ』があります。たとえば重い、軽い、などです。これらの質を【カパ】と呼びます。

それから電話機は声を伝えるという『機能』があります。離れた場所に声を届けるという『動き』があるのです。これを【ヴァータ】と呼びます。

そして、電話機には内蔵された『メカニズム』と『エネルギー』があります。
カパの持つ『構造』が機能するための『変換』するという質を持っているのです。これを【ピッタ】と呼ぶのです。

ピッタの『変換』があって初めてカパの『構造』はヴァータの『動き』を持つことが出来るのです。

アーユルヴェーダではこの【ヴァータ】【ピッタ】【カパ】の3つの質の事を
【ドーシャ】という特別な言葉で呼んでいます。

そして誰もがこの【ドーシャ】の特定なバランスを持って生まれてきています。これが『体質』であり『個性』だというのです。
この3つのドーシャが完全にバランスが取れている状態を『プラクリティ』と呼びます。
『プラクリティ』とは『自然』というサンスクリット語です。

自分のヴァータ、ピッタ、カパのバランスを知る事で何のバランスが乱れているのか知る事が出来ます。
そして、個性も知る事が出来るので血液型で性格判断をするよりも納得が出来るかも知れませんよ・・・。





ファンタスティック・アーユルヴェーダ

ファンタステック アーユルヴェーダから抜粋をして書かせていただいております。
興味のある方は判りやすく書いてあるのでぜひお勧めです。


                著者: 蓮村奮
                出版社: 知玄舎 /星雲社





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