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2011.03.17
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私は2005~06年、 ボディナミック・インターナショナル による
「PTSD/ショック・トラウマ トレーニング」を修了いたしました。
その時のノートをもとに、 私の体験談 を含めながら綴りたいと思います。
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ムートは、3月11日の大地震を中央線水道橋駅にて迎えました。
    ちょうど車両のドアが閉じ、新宿方面へと発車するところでした。
    車内は閑散とし、ほぼ全員が着席しても、なお60%空いてました。

●瞬時に、大脳新皮質~旧皮質の連携がストップ(収縮する)。
●脳幹、扁桃体により、反射(オートマチック・スキル)+本能が発揮される。

揺れを感じたとき、ちゅうちよなく座っていた電車のシートに
   身体を押し当てていました。


●交感神経と副交感神経が、ともに爆発的に活性する。
●大量のアドレナリン、ノルアドレナリンを放出(普段の10~40倍量)
●高エネルギー状態で「危険がどこにあるのか?」探知しようと働く。
●反射的に、安全を得るためにどうするか、本能レベルで選択する。


隣の車両から「おーい扉を開けろ、外に出せ!」と怒号が聞こえてきましたが、
   私はとっさに、状況が把握できるまでここに居たい、と強く思いました。


●ショックとは、自分の生命を脅かすもの。
 どの程度で脅威を感じるかは、人による。
   1)普段の思考とかけ離れている 
   2)からだの感覚が鈍い 
   3)外側から自分を見ている感じ
●大量のエンドルフィン分泌により、からだの感覚が鈍くなる。
   死の危険下では、自分がブラックホールに入ったように感じる。

長い揺れが収まってきたとき、まるで現実感がありませんでした。頭は
   「まさか!きっとスグ終わる」と、たった今の出来事を打ち消そうとしました。
   でも、すぐに余震がやってきて、繰り返し身体を揺さぶられながら、
   「これはリアルなんだ!大変なことが起きているんだ!」と、自分を取り戻しました。



   ・身体がふらつく。
   ・身体を感じが鈍る/敏感になる
   ・オリエンテーション(見当識)の感覚を失う
   ・エネルギーがない/ありすぎる
   ・状況に対して不適切なほどに情動的に反応する

    (回復、休息がなかなかできない)

●ショックは、悪いものではない。警戒システムである。
 ショックのプロセス時に、とても強いエネルギーを持っている<ピーク体験>。
●ショック下でやったことは、すべてリソース。
  良い/悪いではない。「生存できた」ということがOKである。


   始めました。隣の女性がワンセグで地震の詳細を教えてくれ、今度どうするかを
   お互い話し合いました。携帯での通話、メールとも×でした。
   私はJRの復旧は見込めないだろう、と即断歩いて帰るルートと時間を考えました。
   JR側から退去を促されるまで、私たちは比較的に冷静に場を保つことができました。
   駅を出て、人々と別れて、すぐに歩きはじめました。コンビニに入って、ミネラル
   ウォーター(水分)とチョコクッキー(糖分)を買い求めました。
   比較的しっかりとした足どりで、どんどんチカラ強く、早足になる自分がいました。

   靖国神社あたりで、半蔵門・麹町方面へ向かいたいのに方向がうまく掴めなくて、
   何度も警官や商店の方に道をたずねました。オリエンテーションを見失っている
   のだなぁ、と自覚しました。(中略)

   途中、原宿の竹下通りを抜けるとき、普段となんら変わらずたむろっている若者を
   見て、なんだかホロっと安心しました。2時間歩いてきて、少し疲れている自分を
   その時にはじめて自覚しました。

   地震発生から3時間半で、私は自宅に到着することができました。すぐPCを立ち
   上げ、twitterから「みんな大丈夫?」と呼びかけました。その時の私は、素早く
   判断・行動し、無事自宅に到着できたことに安堵してました。しかし風呂に
   漬かってもちっとも身体は温まりません。不気味な分離感を感じていました。TVが流す
   ニュース映像を見ていて、だんだんと「怖い」という気持ちが追いついてきました。
   (つづく)








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Last updated  2011.03.18 09:40:59
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