日記のタイトルの由来
まず、最初の奇跡は当時私は社内不倫の真っ最中でした。但し不倫ばかりに呆けていたわけでは無く営業職の為に朝早くから深夜まで一日の半分近くを仕事に費やし、土日さえも無くその合間をぬって海外出張と３６５日仕事漬の日々を過ごしており唯一の楽しみが晩酌時に長男を膝に乗せ長女を対面に座らせて子供達のその日の出来事を飲みながら聞く事でした。私が発症した時には運悪く前妻が外国人で里帰りで日本におらず、その間子供達も前妻の姉の元に預けられており、自宅に私一人しかおりませんでした。真夜中に発症し、激しい頭痛に嘔吐ここで病院へと行っておれば後遺障害も軽かったのかもしれませんがたまたま、私はＴ大薬学部卒で薬の知識が豊富であった為に自己判断で服薬し翌朝にシャワーを浴びてコンタクトレンズを装着しようとしたところが左手が思うように動かずかなりの時間がかかってしまいいつもの時間に会社に出社できず、不審に思った不倫相手から電話が入り彼女が『何かいつもと違うから病院に行ってとの事で自分で車を運転し通常通りに歩いて診察を受け若い医師より『恐らく軽い脳梗塞でしょう？』と診断され『検査及びに治療を開始しましょう。』が最後の言葉で次に目を覚ましたのが５度の開頭手術を経た２ヶ月半後でした。その間に奇妙な臨死体験をし何とか無事に生還をしましたが半身不随という大きな後遺障害が残ったのです。臨死体験については別の項で書きたいと思います。
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