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2005.06.05
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カテゴリ: 絵本
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   りっすん・らぶ・とーく(子育て編)
                 2005.6.5(004号)
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  『愛をもって聞き、愛をもって話す。

  心込めて話を聞く。そして、心を込めて話す。そこからコミュニケーション
って始まると信じています。

  本編を書いていて子育ての事を思い出したり、絵本についてももっと堀り下
げて書いてみたくなったり、書いた後しばらくしてから気付いたことなどが、
  たくさんあります。それを、この子育て編で補いたいと思い、不定期で発行
  しています。

  さて、本日は、絵本のお話。本編で2週にわたって紹介しました。
  「もりのなか」と「またもりへ」
  マリー・ホール・エッツぶん・え  1963年と1969年刊行 福音館書店

  色鮮やかな絵本や、アニメーションチックな絵本が多い中、私が好きな絵本
  は原色を使っていないものが多いのです。この絵本は、まったくのモノクロ。
  炭で書いているものなのかな。

  シンプルで、でも、温かい線で、柔らかさや音、そして匂いまで感じられる


  中でも、いつも感じるのは、この作者には必ず男の子の子供がいるんじゃな
  い?ってこと、母としての視線かな。そして、あきらかに、著者は子供の頃、
  こうして遊んでいたという実体験を元に書かれているんだろうなって思う
  ところ。何か、慈しみみたいな、優しさを感じるんだよね。

  主人公の男の子はもりのなかで動物達と遊ぶんだけれど、それはそれは楽し
  そう。多分、同年代のお友達があんまりいなくて、ひとりでもりのなかで
  空想を駆使して遊んでいたんだろうなって思うんだ。

  そう考えると、今のように一人じゃ寂しいだろうからと、様々なおもちゃを
  与えられたり、空いた時間のないように一日のスケジュールがあったり、そ
  んなふうにされている子供たちは、いつ空想を膨らませたり、物思いにふけ
  る時間があるんだろうかって、ふと思う。

  子供はひとりでいる時でも、自分なりに楽しく過ごせる力を持っていると、
  それを伝えている絵本だと思う。それと知っている作者だからこそ、最後に
  登場するおとうさんを、叱ることなく、ただただ、温かい言葉を投げかける
  人物にしたのだと思う。肩車をし、自由に空想して遊ぶわが子を、どこかう
  らやましいと感じつつ、誇らしげに思っているにちがいないと、私は思って
  しまうのだ。

  「子供が一人でいる時」という本を以前、紹介したけれど、そう、子供は一
  人で居る時も、しっかりと成長している。大人はその子供の成長のお邪魔を
  しないこと、それが使命ではないかしら。

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最終更新日  2005.06.05 17:07:21
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