雪割草が八ヶ岳南麓(長野県・山梨県)の厳しい冬をしのいで咲いたのは、雪割草が頑張ったからではなく、冬が寒くなくなったからと、柳生真吾さんがNHKの趣味の園芸(2008年3月号)の「この花を語ろう」で。
暖地では逆で、ガーデニングを始めた頃は、雪割草はさほど苦労もなく夏越しできて、薄い紫、ピンク、白い花が咲きました。
雪割草は花色が多く、千重や万重などの花形があり、濃い赤や紫など花色を少しずつ増やして、直径30cmの鉢に寄せ植えした頃から、夏越しがむずかしくなって、株が少しずつ消えていきました。
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もうずっと夏越しできないので、お花屋さんに並べば見ているだけの雪割草を、昨年久しぶりに連れ帰りました。
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雨が多くても涼しい夏に夏越しし、1鉢だけ秋につぼみをつけて、お正月前に白い花を咲かせました。
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やっと咲いたのに、前日の冷たい雨や雪に、花びらの先が一枚茶色に・・・
夏越しできたのは、30℃を超える日が少なかったからと思いますが、10年以上前に、RSKバラ園のお店から連れ帰った、濃いピンクの雪割草は、けなげに毎年咲いています。
↓←次のつぼみが膨らみかけています。
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この白い雪割草も夏を越したので、ポットから鉢に植え替えようと思います。
趣味の園芸(2008年3月号)の「雪割草の森をつくる草木寄せ」をしてみようと、春を楽しみにしています。
ミスミソウ(三角草)の植木鉢での育て方
キンポウゲ科ミスミソウ属、耐寒性多年草、東北地方~中国、四国地方の低山地
別名:雪割草
●置き場所:冬~春は日当たりのよい場所に。夏~秋は葉に日が当らない涼しい場所に。
●水やり:鉢土の表面が乾いたらたっぷりと。
●用土:市販の山野草の土。水はけと水もちのよい土に。硬質鹿沼土中粒8、硬質赤玉土中粒2の混合土に(乾燥しやすい場所では、赤玉土の割合を多くするとよいそうです)。
●肥料:秋に緩効性肥料を。秋から冬に、1000~2000倍に薄めた液体肥料を1週間に1回与えると、春の葉色がよくなるそうです。
●植え替え:花が咲き終わった直後から、新しい葉が開く前の4月中旬~5月に植え替えます。
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