道路わきで、よく見かけるスミレは、春になっても花が咲かないので、花が見たければ育てなければと、タチツボスミレ、天城スミレ、薄紅肥後スミレなどのスミレを植えました。
でも、秋に植えた覚えのない庭に、いつのまにか花を咲かさないで、タネがはじけてどんどん増えるスミレがいついているのに、びっくり。
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スミレは寿命が比較的短いので、毎年同じ場所から開花することはあまりなく、環境が合わないと、緑白色のつぼみに見える「閉鎖花」の中で、受粉して、タネを飛ばし、すぐにいなくなるそうです。
今は、花が咲いた後の初夏や秋に、閉鎖花がタネを実らせることを知っていますが、昔知らずに、どこから飛んできたのだろうと不思議に思いながら、抜いてしまったあのスミレは・・・
モッコウバラの鉢にいそうろうしているスミレのタネ
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アリがタネを運んで、アリの巣のそばで咲いたスミレもいますが、もう、庭や鉢に残っていない二色スミレです。
何年か前に、隣の市の競技場の駐車場横の道端で見つけた白いスミレの花が、点々と競技場まで、案内するように咲いているのを見たとき、スミレが身近な山野草だと実感できました。
スミレの鉢植えでの育て方スミレ科スミレ属、耐寒性多年草、原産地:日本(世界で約500種のうち55種)
●置き場所:日当たりのよい場所に。真夏は半日陰で。
●水やり:鉢土の表面が乾いてからたっぷりと。
●用土:市販の山野草の土、水はけのよい土に。
●肥料:花後に薄い液肥を。
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匂菫の花言葉:奥ゆかしい、控えた美しさ
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