十数年も前に、お花見の帰りに立ち寄った山野草のお店で、つやのある葉に入っている美しい白い模様と紫色がかった葉の裏が珍しく、エビネと一緒に連れ帰りました。
ニオイハンゲの淡い緑色の花は甘い芳香があり、同じサトイモ科のウラシマソウやマムシグサのように、仏炎苞につつまれ、付属体の先端が細長く伸びています。
090517 鉢にどろはね・・・ 090517
ニオイハンゲは長い茎を伸ばした先の大きな葉に、葉脈に沿って白条(しろすじ)が入っていて、きれいです。
葉の上の中心部にできるムカゴが、自然に転げ落ちて増えます。
葉は秋に少なくなって、冬は落葉しています。
軒下の簡易ガラス温室の奥に入れていて、気がつくと葉がわさわさに。
↓
←
090925 100424
↑
春一番のような突風に、鉢が落ちないようフラワースタンドにしているワイヤーネットの下方に、浦島草が咲いています。
ニオイハンゲは他の花にお邪魔虫をされ、相性が悪いと消えてしまいますが、スミレは好きなようで、毎年スミレの花が咲いた後に、花を咲かせます。
100424 090617
↑
ムカゴのニオイハンゲも一年で花を咲かせました。
小さな浅鉢にニオイハンゲがいっぱいになるのに、5年ほどかかり、スミレが何種類か入ってしまったので、今年は葉が枯れる11月頃に植え替えようと思います。
ニオイハンゲ(匂半夏)の鉢植えでの育て方サトイモ科ピネリア属(ハンゲ属)、耐寒性多年草(球根)
●置き場所:半日陰に。
●水やり:土の表面が乾いたら、たっぷりと。
●用土:市販の山野草の土、水はけのよい土に。
●肥料:芽が出かけたときに、緩効性肥料を少量。
●植え替え:2~3月に、1鉢に小さい球根を3~5球に分けて植えます。
花言葉:―
ラベンダー色の花の中心に太陽が輝く丈夫… 2010.12.30
風になびく白い冠毛に味わいがある野の花… 2010.12.05
風に揺れる鈴のような花を楽しむのもいい… 2010.11.26
PR
Calendar
Keyword Search
Category