青い羽根を広げたような花は動きがあって、次々房状になって咲くと、夏の風の中で、蝶が飛び交っている姿にも、妖精が舞踏会を開いて楽しんでいる姿にも見えます。
クレロデンドルム・ウガンデンセは、夏から秋にかけて、涼しげな空色の4枚の花びらと、1枚の濃い青紫色の花びらの五弁花を枝先に咲かせます。
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5年前のタグは「クレロデンドロン」で、ホームセンターの手書きの札に「青い蝶」とあったので、たぶんブルーウイング(品種名)だと思います。
クレロデンドルム・ウガンデンセは、毎年冬越しのため短くしているので、つる性だそうですが、つるの感じはなく、小さくてもよく花が咲きます。
ブルーエルフィン(品種名)
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戸外のビニール簡易温室で冬越したブルーエルフィンは花が咲いていますが、ブルーウイングは今回戸外で冬越ししたので、葉が出てきたところです。
クレロデンドルム・ウガンデンセはブルーウイングもブルーエルフィンも、枝が細くて頼りなく、見た目は蝶のように、はかなさそうですが、高温多湿も平気で丈夫です。
夏には枝をおおうほど、花いっぱいになります。 源平カズラの赤い蝶。
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クレロデンドルムの仲間の源平カズラやクラリンドウも、長く弓なりになった花糸(雄しべの葯を支える糸状の柄)があり、蝶のような雰囲気があります。
日本にも、蝶が舞うように咲く青紫色の花、カリガネソウ(雁草)があります。
クレロデンドルム・ウガンデンセの植木鉢での育て方クマツヅラ科クレロデンドルム属(クサギ属)、熱帯アフリカ原産の半耐寒性の常緑つる性低木
●置き場所:日当たりのよい場所に。真夏は風通しのよい場所に。
●水やり:土の表面が乾いたら、たっぷりと。乾燥には弱いので水切れに注意します。
●用土:水はけのよい肥沃な土に。赤玉土6、鹿沼土3、腐葉土1の混合土に。
●肥料:春~秋と花期が長いので、月1回、緩効性肥料を置き肥します。
●冬越し:暖地なので、凍らないように軒下に。(ビニールの簡易温室や室内に入れると、早く咲きます)
花言葉:大きな希望
葉に袋があって、濃いピンクのつぼみの中… 2010.12.17
甘い香りの純白の十字花、タネは仙人のよ… 2010.12.08
花色が赤紫色から白に変わるまでのグラデ… 2010.10.23
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