初夏に淡いピンクの小さな花が、枝分かれした細い枝の節ごとにまとまって咲きながら実をつけて、落葉後も残る濃紫の丸い実をつけた小枝が晩秋の風にゆるやかになびくムラサキシキブ。
シロシキブ(白式部)はムラサキシキブ(紫式部)の実が白い品種で、花径3~5mmほどの小さな白い花は目立たずひっそりと咲くので、ヨウラクアジサイの陰で今年もみそこねてしまいました。
ムラサキシキブの4弁の淡いピンクの花もあまり目立たない
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シロシキブやムラサキシキブは数多く咲く花よりも、晩秋に枝にびっしりついた3mmほどの真珠のような白い実や、濃い紫の丸い実の美しさに目を奪われます。
この美しい実は年により、実つきが悪かったり、強い日差しに乾燥して落ちたり、晩秋に葉より先に落ちたりしますが、きれいに残った年はうれしいです。
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最初は小さな鉢植えだったシロシキブ(白式部)は、大きくなって日当たりの悪い東南の片隅に置かれていますが、それなりに実をつけてくれます。
ムラサキシキブの小型のコムラサキシキブ(小紫式部)の実が白い、白実の小紫、小さな鉢のままコンパクトに育てたかったのに、剪定しても剪定しても大きくなって、なぜこんなに元気なのかなあ・・・
シロシキブ(白式部)の育て方クマツヅラ科ムラサキシキブ属、耐寒性耐暑性の落葉低木、原産地:日本、台湾、朝鮮半島、中国
●置き場所・植え場所:日当たりのよい場所に。やや日陰でもOKです。
●水やり:鉢土の表面が乾き始めたら、鉢底から水がしみだすまで、たっぷりと。真夏は乾きやすいので注意。(庭植えも乾燥させると、実が落ちて、秋にがっかりします)
●用土:鉢は水もちのよい土に。赤玉土6、腐葉土4の混合土に、緩効性肥料を適量、混ぜて。庭植えは特に選びません。
●植え替え:鉢は根づまりを起こすので、3~5月に、1年に1回、一回り大きな鉢に。(庭の土で植木鉢に植えて、鉢から根を出しているので、植え替えもしないでそのままです)
●肥料:特に必要ありません。鉢は芽が出る前と実が落ちた後に、緩効性肥料を適量与えます。
●剪定:冬に伸びすぎた枝の先を切ります。混み合った部分や枯れた枝は短く切り落とします。
ムラサキシキブの花言葉:聡明
紫の実がとてもインパクトがあります!小紫式部(コムラサキシキブ)【5号】入荷日:7月27日店長超お勧め五つ星★★★★★♪
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