味わい深い野菊や華やかな園芸菊がきれいに咲き競う11月、花の咲いていない季節には、他の野菊の葉とは似ても似つかぬ葉をしたダルマギクも、薄紫色のかわいいノギクの花を咲かせています。
ダルマギク(達磨菊)は日本海沿岸の岩場に生えているそうで、厚く丸みを帯びて、重なり合う葉は寒さや乾燥に強く、丸くこんもり咲く姿がダルマのよう?
へら形の白い毛で覆われているビロードのような葉。
↓
100522 100715 100924
ダルマギクは株元が木化して間延びし、バランスや花つきが悪くなったので、今年は挿し木で仕立て直しましたが、ガーデンエクステリアではなく、丸い鉢に植えたら、ダルマらしい草姿になったかも・・・
ダルマギクの多肉植物のような葉に、キク科特有の害虫のアワダチソウグンバイなどがこないと思っていたら、花が咲き始めて、雨が続いて外に出られない間に、バッタ?に葉や花をかじられていました。
アシズリノジギクの葉の下から、顔をのぞかせている(ピンクに写った)ダルマギク。
↓ ↓
091026 ↑ 101023 101103
秋が深まるにつれて濃くなった花色(正しい色)
足摺岬(高知県)で見られるからアシズリノジギク、箱根地方でよく見られるからハコネギク、那賀川(徳島県)の岩壁に生えているからナカガワノギク、葉が厚くて丸みを帯びているからダルマギク・・・
アシズリノジギクも間延びして株元の葉が落ちて、花数が少なくなったので、来年は仕立て直しを。
ダルマギク(達磨菊)の育て方
キク科アスター(シオン)属、耐寒性・耐暑性常緑多年草、原産地:日本、朝鮮
●置き場所・植え場所:日当たりと風通しのよい場所に。
●水やり:鉢土の表面が乾いたら、たっぷりと。庭植えはあまり雨が降らないときに。
●用土:水はけがよければ、選びません。
●肥料:春と秋に緩効性肥料を置き肥します。
●切り戻し:間延びして下葉が落ちたら、適当な所で切り戻します。花後に花茎を切り取ります。
達磨菊の花言葉:打たれ強い
ラベンダー色の花の中心に太陽が輝く丈夫… 2010.12.30
風になびく白い冠毛に味わいがある野の花… 2010.12.05
風に揺れる鈴のような花を楽しむのもいい… 2010.11.26
PR
Calendar
Keyword Search
Category