冬の冷たい風が吹きさらす中、ホームセンターの棚の上では、固いつぼみをつけた西洋シャクナゲが次々と花を咲かせるのに、 連れ帰った鉢 はつぼみがほころびかけただけでした。
西洋シャクナゲ 紫炎は咲きそうで咲かなくて、5月に入ってようやく、花びらの上方に濃い紫色の斑点がある紫色の花を咲かせ、10日もすると紫色の花が炎のように広がって、ほぼ満開に。
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西洋シャクナゲは日本シャクナゲより花がカラフルで大きく、日本で作出された品種は比較的暑さに強いそうで、西洋シャクナゲ 紫炎も弱点の猛暑をクリアして、枝先すべてに花芽をつけています。
西洋シャクナゲは花後に、花茎の基部の葉のつけ根の芽の上で切ると、しばらくして芽がいくつか大きくなって、枝数が増えます。
花が枝の頂点に咲く(頂生)品種で、満開になると豪華で美しい西洋シャクナゲ 紫炎。
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枝を切っても古い枝からは芽が出にくいので、花が咲かなかった枝は7月中旬までに新芽を取って、葉のつけ根の芽を伸ばして、枝数を増やすそうです。
シャクナゲを何度も植えて、一度も花を見たことがなかったので、庭でシャクナゲの花が見られ、長く居座った猛暑に葉が少し傷んだけれど、また来年の花が期待できるなんて、夢のようです。
西洋シャクナゲの鉢植えの育て方
ツツジ科ツツジ属、ヨーロッパ原産の耐寒性常緑低木
別名:ロードデンドロン
●置き場所:日当たりのよい場所に。真夏は半日陰で。
●水やり:鉢土の表面が完全に乾いてから、たっぷりと。
●用土:弱酸性で水はけと水もちのよい土に。赤玉土小粒5、市販の山野草の土5の混合土に、緩効性肥料を適量混ぜて。
●肥料:2月に寒肥、花後にお礼肥、秋に緩効性肥料を置き肥します。
●植え替え:3~4月、10~11月に、一回り大きい鉢に。
● 剪定:内側に伸びる細い枝などを少し切ります。
花言葉: 荘厳、警戒心をもて
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