晩秋に水滴のような白く丸いつぼみをつけて、年明けてから薄紙をはがすようにふくらんだピンク色のつぼみがのぞき、やがて五枚の花びらが蜜をたたえたカップを抱いて開きます。
5年前に樹高30cmほどの鉢花だったワックスフラワーは1.5mほどになり、今年も春までロウを塗ったような光沢がある花がたくさん咲かせていました。
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針状の葉がまばらについた細い枝はもろく、不用意に触ると折れるので、ずっと西日の当る北西のフラワースタンドに置いていましたが、高温多湿や寒さの影響はないようでした。
ワックスフラワーは猛暑のあと、急に涼しくなったとき、浦島太郎が玉手箱をあけて、たちまちおじいさんになったような感じで、いきなり葉が黄色くなって枯れてしまいました。
思わずなめて、毒があるかもとあわてました。
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根詰まりを起こしたのが原因のようです。
オーストラリア固有の花木は気難しく、ワックスフラワーも1鉢は花後にすぐ植え替えて枯らせてしまい、もう1鉢は下のプランターにあっという間に根を下ろしたので、植え替えられなくて放任に。
またワックスフラワーを育てる機会があったら、今度は上手に植え替えられそうな気がします。
ワックスフラワー
フトモモ科カメラウキウム属、半耐寒性常緑低木、原産地:オーストラリア
花言葉:可愛らしさ、気まぐれ
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