弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2015.10.11
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カテゴリ: 10月の誕生花

春に、縁にギザギザのある楕円形の葉をつけた短い枝先にピンク色のつぼみをたくさんつけ、白い五弁花が咲いて、秋が深まると緑の小さな実が赤く色づきます。

10月11日の誕生花は、香りのよい白い花と赤いリンゴ(林檎)のかわいい実、ヒメリンゴ(姫林檎)。

花(木)の名は、実が小さくリンゴに似ていることから名づけられました。

リンゴの名は、漢名の林檎(りんご)の漢音のりんきん、呉音のりんごんが転訛したもので、果実が甘く林に鳥がたくさん集まったことからつけられています。

ヒメリンゴの花言葉はリンゴと同じで、リンゴの花言葉はリンゴにまつわるお話からつけられていています。

ヒメリンゴヒメリンゴ

花言葉「誘惑」「後悔」は、アダムとイブが蛇にそそのかされて禁断の果実(善悪の知識の木の実)を食べ、エデンの園を追放されたという旧約聖書のお話からつけられています。

花言葉「選択」は、ギリシャ神話で、三人の女神のうち最も美しい女神に黄金のリンゴを与えたという美青年の羊飼いパリス(トロイアの王子)の審判からつけられたのでしょう。

パリスはゼウスの后ヘラに富と力を、戦いと知恵の女神アテナに功名と手柄を、愛と美の女神アフロディーテに世界一の美女を与えると買収されました。

花言葉「選ばれた恋」は、パリスが最も美しい女神にアフロディーテを「選択」し、後にトロイア戦争のもととなるスパルタの王妃ヘレネーを与えられたことからでしょう。

ヒメリンゴヒメリンゴ

鉢植えのヒメリンゴは1本で結実する品種で、プロの手でたくさんの実を結んでいましたが、今では花をたくさん咲かせて実を結んでも落ちる実が多く、初冬に赤い実がまばらになります。

ヒメリンゴは品種により結実性が異なります。

バラ科リンゴ属、落葉低木、原産地:日本(園芸品種)別名:イヌリンゴ(犬林檎)

ヒメリンゴ(姫りんご)の花言葉:名声、誘惑、選択、選ばれた恋、永久の幸せ、後悔。

ヒメリンゴ(姫りんご)の誕生花:10月11日、10月23日、10月31日

流通時期:鉢植えを春と秋に見かけます。
ガーデニングショップ四季の里 千草園芸 グリーンPEACE 花ひろばオンライン さんにあります。

サクランボ






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Last updated  2015.10.11 10:32:37
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