弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2020.11.21
XML
カテゴリ: 誕生花のない花
秋に、枝の長楕円形の葉のわきに、先が4つに分かれた茶色の斑点のある淡い黄白色の萼筒(がくとう)が開いて、白い花がおしべとめしべをのぞかせます。

誕生花のない花は、花弁のない花が結ぶ甘酸っぱく渋みのある実、ナワシログミ(苗代茱萸)。

花(木)の名は、実が苗代(田んぼに植える稲の苗を育てる場所)を作る頃に、紅く熟すことから名づけられました。

グミの名は、実を口に含みタネを出すことからの含実(ククムミ)の転化とも、渋みがあるので、えぐみからぐみになったとも、グイ(刺)の多い木になる実からのグイミともいわれています。

別名のトキワグミ(常盤茱萸)は常緑性のグミであることからつけられています。


花言葉「冬の祈祷」は、冬に白い筒状鐘形の小さな花が葉のわきに数個ずつ垂れ下がって咲く花の姿からつけられたのでしょう。

花言葉「心の純潔」は、ぶつぶつと茶色の斑点がついた筒状のつぼみが開くと、白くよい香りがすることからきているのでしょうか。


公園のナワシログミは、先に萼筒の上部が残る長楕円形の茶色の固い実が冬を越して、早春になると少しずつ膨らみ緑からオレンジ色へと色づいていきます。

ナツグミは落葉性で、春に花が咲いて、実を結ぶと萼(ガク)がするりと抜け落ち、夏に熟すと枝に細長い真っ赤な実がぶら下がります。


別名:タワラグミ(俵茱萸)、トキワグミ(常盤茱萸)

ナワシログミ(苗代茱萸)の花言葉:心の純潔、冬の祈祷。
ナワシログミ(苗代茱萸)の誕生花:―

グミ科グミ属、落葉性低木、原産地:日本
グミ(茱萸)の花言葉:用心深い、野性美。
グミ(茱萸)の誕生花:6月24日

流通時期:苗木を秋に見かけます。
植木組合 ​、​ トオヤマグリーン ​、​ 日本花卉ガーデンセンター ​、​ 季の香(きのか) 遊恵盆栽 楽天市場店 ​、​ 園芸ネット プラス ​、​ 苗木の専門店 グリーンでGO! ​さんにあります。

​ ​​ ​ ​

​ ​ ​ ​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2020.11.21 10:30:05
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Free Space

  ユリ
​​ ​

​ ​

​ ​

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: