人工股関節・灯里☆の日記

人工股関節・灯里☆の日記

6.転院の繰り返し

6.転院の繰り返し

手術のキャンセルの後、三年ぶりに知人の紹介で、名古屋の某病院に行きました。
変股症と言われ、人工関節を勧められました。
十年後には歩けなくなると言われ、この病気は進行性であることを始めて知りました。
鎮痛剤と湿布薬が投与されましたが、たいした効果もありませんでした。

不安のまま上京し、3度目の転院をしました。
やはりそこでも、人工関節を勧められました。
仕事の都合や、子供の受験で手術をずっと躊躇していました。

4度目の転院時に、今度はまだ自分の骨で向きを変える手術が出来ると言われました。
迷いましたが仮予約しました。
今度は義父が半身不随になり、自宅で介護するため手術は中止しました。

主人の協力を得たとはいえ、痛みと闘いながらの介護も限界になっていました。
半年後、義父も94歳で大往生しました。



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